「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

2021 日出神社例祭

2021-06-20 17:49:57 | 郷土芸能

今日は3年ぶりに上郷町の日出神社例祭へ行ってきました!

昨年は新コロで芸能の奉納無し、おととしはなぜ行かなかったんだろう?とブログを見ると

お伊勢参り・・・いつ行ったのかも定かでない年頃です。汗

 

観光協会さんのイベント欄では10時から芸能奉納となっていますが、

田舎の遠野時間は、あてにならないので早めに・・・笑

 

随分見ない内に境内が、すっきりしていました!

 

迷わず、上の本殿脇の宝剣見学です。

 

関係者の方から、地元細越獅子踊りさんと平倉神楽さんの二団体のみという情報を頂き、

それでも「ありがたや~!」と待っていると、ほぼ予定時間どおりに細越獅子踊りさんの到着。

 

拝殿前へ

 

ししが何匹だとか刀掛けが何人だとか、野暮なことは言いません。笑

 

一枚前の写真のたねふくべさんの衣装、鮮やかな色だと思っていたら、新調したようです。笑

 

地元の神社名のしし頭

 

お花も頂き、喜びの表情です!笑

 

神社への奉納だけで終わるかもしれないと思っていたので、境内での踊りはうれしい限り。

 

町内を回っていた御神輿も時間通り到着。

以前より、小ぶりな物を新調したようです。

 

関係者が揃ったところで、神事

 

神事前に神楽の奉納まで済ませる予定だったようですが、それは流石に無理、

神事後に変更となったことで、神楽ファンは大喜びでした!

 

例年であれば、神事後に境内の建物で直会となり、そこに集まった方々の前で、

芸能披露となり、拝殿内の神楽と外の芸能が一緒の時間になり、両方観たい人には

非常に困ることになります。

 

一演目のみとのことで、ご覧のように龍殿の舞

 

平倉神楽さんを観るのも、なんだか久しぶりに感じます。

 

最後は下舞

 

権現舞

 

権現舞すら久しぶりということで、私も夢中になって観させて頂きました!

 

お客さんからリクエストのあった胎内くぐりをして、頭をカミカミして終了です。

いや~、例祭、そして、郷土芸能って本当にいいですね!笑

ところで、来ていた方々から観光協会のイベント欄に日枝神社例祭が27日にあると

載っていたが、芸能奉納はあるの?と聞かれました。

板澤しし踊りさんは出演予定無しとお聞きしましたが、飯豊神楽さんはどうなんでしょう?

私設なんだりかんだり案内所には、まだ情報が入っていません。笑

その後

日枝神社例祭は中止との情報が入ってきました。


聖火リレー

2021-06-19 16:51:02 | 地域

東北も梅雨入りしたとのこと。長袖ワイシャツだけでは寒いと感じる土曜です。

昨日は同級生S君の母親の葬儀、前々から彼に渡したいと思っていた資料持参で参列。

先祖は幕末には25石の禄持ち遠野南部家臣でした。

彼のトライアスロン仲間の一人K一さんも40石で江戸時代であれば同僚になります。

武道がトライアスロンに変わっても、どこかに同じような気風が残っているのかもしれません。

さて、その昨日の夕方近く、聖火リレーが遠野で行われました。

 

どのように行われるものかわからないので、とりあえずスタート地点へ

 

仲町の遠野市役所新庁舎前

セレモニー開始前には道路沿いに人並ができました。

 

庁舎前ではブラバンの高校生?による演奏

 

そして、パプリカ

 

スタートのランナーが到着です。

 

地元東中学校の生徒のようです。

 

市長の挨拶の後、聖火リレーのスタート

ここから、ランナーを追いかけて走るわけにもいかないので、交通規制をかいくぐって、

 

ゴールとなる松崎町のサッカー場へ移動

 

隣にある北小生徒による薬研太鼓で出迎えです。

 

サッカー場南側にランナーが来たようですが、よく見えません。笑

 

入口付近に来ると最後のランナーの聖火に点火

 

その最後のランナーは、現在J3グルージャ盛岡のGM、菊池利三君

松崎町出身です。

 

その後ろを子供たちが続きました。

 

この後はというと、姿が確認できず・・・

 

ステージに上がって、挨拶をして終わりとなったようです。汗

 

新コロが無ければ、相当盛り上がったはずの聖火リレー、

ここまで来れば、無事閉幕するまで見守りたいと思います。

 


水無月 法事

2021-06-15 18:34:22 | 民俗

水無月、東北では田植えが終わり、湖の如き田園風景が見られる季節。

なのですが、

なかなか、ゆっくりと市内を徘徊する時間も無く、何か月か前に手を付けた仕事の

訂正、修正で、6月になりました。

なんだか、本業が便利屋さんになったような気分です。涙

 

田園の風景と云いながら、それらしい写真が無いので・・・

 

土曜日、帯状疱疹もだいぶ落ち着いてきたので、時々愛妻のお誘いを受け、

ほぼ貸し切りの日帰り温泉

まだ新コロ話題が続いている県内、まっすぐ遠野に帰りました。

 

翌日曜日、昨年亡くなった父方の伯母の一周忌

 

今年は、お盆まで、何軒かの一周忌が続きます。

 

新コロ生活も二年目、皆さん、若干の距離をとり、マスク着用

 

法要後は、恒例によりまして、お墓参り

 

この後は、食事会場に移動して、飲食となるのが常ですが、

やはり、新コロということで、お弁当を頂いて解散です。

 

が、伯母の家に戻り、近親者のみで、少しだけ喉を潤し・・・(;^_^A

ここ十年あまりの間に、私の席順も上になってしまいました。

 

ところで、一週間ほど前のこと、以前、お話を頂いていた方から、

市内小友町に伝えられている御念佛供養帳をお借りしました。

中を見ると本来の念佛である和讃の他、しし踊りの歌詞も収められていました。

同じような顔ぶれで、両方こなしているからでしょう。

この地域にあるお寺さんは曹洞宗で、念佛は別宗派によるものだと思われますが、

これについても、興味津々。

 

また、遠野南部家御用留書は、以前出版された天保年間編に対して今回は嘉永年間

1月19日の項には、明日、山岸田植(踊り)が来ることが、

26日の項には、長田田植の傀儡師が盛岡遠野屋敷に来たことが記されていました。

さらに目についたのは、遠野南部家の家臣の中には、家来をもっている人がおり、

家臣帳や士族名簿に、載っていない人たちが今回、確認できました。

興味のない人には、ただの日誌ですが・・・笑