「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

夏休み

2009-07-29 23:48:53 | 地域
 子供達は夏休み。

 

 月曜から朝のラジオ体操が始まる。今はラジオ体操第一のみ・・・・毎年思うのだが、いつから、そうなったのだろう?おそらく、学校でもラジオ体操そのものをする機会が減っているのかもしれない。

 

 変わらない物・・・・押してもらうと、なぜかうれしいハンコ。

 

 今週は、中学の同級生の親父さんが亡くなったので、葬儀に参列。同じ高校だったのだが、中学時代の風貌しか記憶ない同級生も今やシルバーグレーとなっており、我にかえる。(変わる色もないか・・・・)

 

 市内には、ここ数年で大小の葬祭会館が出来たが、今やほとんどの方が勤め人となり、地域総出の冠婚葬祭も難しい状況なのも事実。この小さな会館の向かいには、今も変わらず営業している店と名前さえ記憶から消えようとしている廃業をした店が並ぶ。どちらも遠野の夜を彩った老舗。

 
 (梅雨の午前中)

 最近、気になっているもの

 ■唯是(いぜ)塾■

 上閉伊郡史より抜粋されたものに、

 伊能嘉矩氏の遠野史叢三に文化、文政頃、遠野における寺子屋で、子弟に満つとある。文化の末葉、江戸の儒士久子永豊の遠野に来遊し、帷を下して子弟に教え陶治頗る努むとあるから、これが唯是塾ではなかったろうか。

 とある。 

 明治に遠野にあった唯是家のひとつは北海道へ渡ったが、その家の先祖は盛岡藩南部家中の漢学者である。と記されており、これが、唯是塾のことを指すのではないかと想像している。

 唯是氏と同族である小原氏の数名は、郷校信成堂に関わりをもっていたようなので、唯是氏も同様であったものか、唯是塾と呼ばれる別の教育組織が久子氏の教え前後に存在したものかはわからない。

 

 夏休みを利用して七戸・八戸の子供達が遠野との交流に来ていた。

 
 (夕方の土渕方面)

 「冷害」の言葉が少しづつ、聞こえ始めた七月下旬。
 

長寿の里夏祭り

2009-07-25 23:26:40 | 地域
 

 午前中、雨が降るまではと、猫の額よりは少しだけ広いに庭木の剪定をする。

 

 外の温度計は30度を超えていたが、曇天に近い空模様だと安心していたのが裏目に出て、見事に日焼け(それも赤く)

 

 3mほどのイチイの木と悪戦苦闘すること2時間半。久しぶりにいい汗をかく。そして、庭に咲く花やら野菜を、ちょいとばかりデジる。

 午後は、3時過ぎから予定されていた老人施設遠野長寿の里へ

 

 娘の通う小学校の太鼓の披露。
 

 かなり気温が上昇している中、施設のおじいさん・おばあさんはテントの中とはいえ、暑かったのでは?・・・・案の定、午前中に日焼けした私を見た、ある母親が、「まさか飲んでないですよね!?」・・・・顔が赤い=アルコール摂取中・・・・なぜか、私はそう判断されることが多い。(汗)

 

 写真を撮るだけで、汗が吹き出るのだから、こちらの方は、相当なものと察す。

 

 緊張する間もなく、出番となり、すべての演目を披露。

 

 子供達には、お菓子の詰め合わせがお礼として配られる。

 が!、子供達がこの後、駆け込んだのは、出店にあるカキ氷コーナーであった。

 

 子供も水分補給が必要なほどの湿気と暑さ。この日のかりんちゃんは、さぞ、辛かっただろう。

 

 午後から雨との予報も見事にはずれ、夕方からは雷とともにまとまった雨となる。当たるかどうかは別として、梅雨明けは8月に入ってからとか。小中学校の地区行事があるため、子供達と一緒にどこかへ行けるのは、お盆前の日曜が唯一あいている休日となる。と書いているうちに、その日曜日に打ち合わせを入れたことに気づく。(大汗)

 
 
 

梅雨の晴れ間

2009-07-22 07:53:01 | 景色
 7月連休最終日、梅雨の晴れ間、気持ちとしては、夏休み最後の日。午前中は末娘のお守り役。
 そして、午後。

 

 上の娘の中学校サッカー部の県中総体試合応援へ。

 

 頑張る選手たち。

 

 「夢拓く」・・・・懸命の応援が続く。優勝は逃したものの見事な戦いぶり。

 内緒で行ったのだが娘に気づかれ、帰宅後ブーイング!まるで、ちびまる子ちゃんの友達、玉ちゃんのお父さんになった気分。

 

 そして、いつもの巡回コースを廻る。

 

 どなたかもUPされていたが、私も途中、へび~との遭遇。

 

 以前から持っていたフィルム一眼のレンズが使えることがわかり、喜んだり、がっかりしたり。

 

 ここから見える午前中の澄んだ風景の写真も一枚ぐらい残しておきたい・・・と思い続けて何年経つやら。

 

 道具があっても目のほうのピントが合わない・・・・目にもレンズが必要か?

 

 風景というよりは、ヒューマンウォッチャーのほうが性に合っているのかもしれない。

 

 似たようなレンズが二組2セット。どうするのよう!無知とは恐ろしいものだ・・・ 

2009大出早池峰神社例大祭後編

2009-07-21 00:10:29 | 郷土芸能
 行列の一行が最初に立ち寄るのが、境内社の駒形神社。

 

 例年、ここの画像を撮ってもブレブレがひどく、紹介できる状態ではなかったが、今年は余裕をもって登ったせいか何とかなったか?

 

 それぞれが、参拝並びに奉納を済ませると次へ。この日は、大出を離れて暮らす人たちも土曜日ということで故郷の祭りに参加していた。休みが取れれば毎年参加したいのが本心。

 

 小高い場所にある駒形神社から下りると息を整え、猿ヶ石川へ。

 

 川の水を浸した野の草で祓う。去年は、そばにいた人達も参加できたが、今年は勧めてくれる人もいない。

 

 祓い清めた神輿は本殿へと向かう。それほどの距離を歩いたわけでもないが、いつの間にか先頭は童子に代わっていた。

 

 来年まで中に納められる。去年は二つの神輿が並べられていたが、今年はひとつ。何によって違いが生じるのか興味のあるところ。まさか、気分ということではないだろうが?

 

 帰ってきた一行は本殿の廻りを三周して神輿が本殿に戻されると、最後の奉納舞を行うのだが、何といっても、大出早池峰神楽のこの方を見ないとここに来た甲斐がないというもの。

 

 次々と。

 

 この女の子は初デビューかな?

 

 画像にはないが、張山しし踊りも奉納され、最後にみんなが楽しみにしていた餅まき。

 

 関東からお出でのこの方は、遠慮して2個。1個には五円が入っていた。(どうぞ、・・・・がありますように!)

 

 来年は、もしかすると境内中央、拝殿の茅葺屋根の屋根替えが行われるかもしれない。ビニールシートで覆われた姿が何ともさびしい。などと思いつつ、雨の降り出した神社を後にする。

2009大出早池峰神社例大祭前編

2009-07-20 00:02:01 | 郷土芸能
 宵宮での写真リベンジを図るべく、細君と協議の上、午前中の活動時間を頂く?

 

 鳥屋部商店で缶コーヒーを買いながら、神社へ向かう。

 

 9時半には、上柳しし踊りが来ており、「鳥居誉め」から

 

 かつての仁王門(現神門)前で。

 

 宵宮へは、平倉神楽が参加しておらず、もしかして、ここも参加しない団体があるのではないかと思ったが、例年どおり附馬牛小中学校の子供達が元気に踊る。

 

 本殿前での奉納が終わり、緊張も緩む。

 

 間に合うように!

 

 東禅寺しし踊りもやって来る。

 

 本殿へ

 

 集まり始めた観客に一踊り披露。

 

 本殿内での神事が済むと、いざ、出発。

 

 ギャラリーが少ないぶん、カメラの撮影には願ったり適ったり。

 つづく。