「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

2011  砥森神社例大祭

2011-09-27 17:22:10 | 郷土芸能

神輿が御旅処で一泊する風習が昨年より無くなり、既に神輿殿に戻され、

11時から神事とお聞きし、訪ねる

 

長い間引き継がれてきたこのような行事も、時代の流れか・・・・

 

打ち鳴らしから始まる神事の後半、鹿込神楽による権現舞

 

昭和初期、上宮守神楽から分かれ、昭和5年に江刺市梁川野手崎の早池峰神楽から指導を受けて成立

 

野武士のような風貌を持つ方はここの笛吹きである

 

神社拝殿に飾られている提灯には鹿込鹿子踊の文字があり、

昭和62年に奉納されたもの

残念ながら、砥森神社への奉納舞は途絶えて久しいとのこと

 

神事が続く中、外では郷土芸能の奉納

 

下宮守 下郷さんさ踊り

花巻市横志田から東和町谷内を経て伝わったもの

盛岡さんさとも遠野山口さんさとも違い、なんとも愉快になるリズム

 

宮守町新町(あらまち)南部ばやし

 

大正年間に仲町の「キヨンケイサン」を招き習得とのこと

笛は、後に遠野で尺八を教えていた菅田さんという方から習得

現在は、三味線がなく、「通り」と「うさぎ」のふたつが伝承されている

 

ここで、いつも考えること

「キヨンケイサン」とは?

祇園のけいさん?祇園芸者?・・・・

仲町が花街だったことを想像しながら・・・・

 

男子中学生による奉納御輿

 

地元の老人ホームを慰問する南部ばやし

 

田園地帯を流す一団

 

宮守町のメインストリートでの「下郷さんさ」

 

午後、三班に分かれて門かけに行く「さんさ」を追う

 

同行させて頂いたこの班は、田瀬方面の宮守ぶん集落へ

日が暮れるまで、こうして門かけをして

夜にメインストリートに集合し、9時前後まで踊り続けるのだとか

 

残念ながら、この後分かれたが、来年は後半の部を見たいと思う

 

南部ばやしも夕刻、山車に灯りがつき、メインストリートを流し、

下郷との境にある踏み切りまで踊ると納めとなる

 

実りの秋

砥森神社の例大祭が、遠野お祭りゴールデン月間の終わりを告げる


雲海 そして

2011-09-25 22:13:31 | 景色

二日続けての山登り

駐車場で、昨日と同じく北上のすーさんに会い、いつもの場所でとらねこ氏と

3時過ぎにお出ましのとらねこさんは、半ば飽きた様子ながら、一緒にご来光を仰ぐ

 

下界の様子から、なかなか雲海に変化はないと思い場所移動

 

松の木と六角牛、そして雲海と朝日

 

霧の摩周湖ならぬ遠野盆地

 

朝靄の熊の群れ

 

本日は早々に下山

 

「朝撮り」レタス

 

を、朝食に・・・・のつもりが納豆(笑)

 

そして、

 

野武士に会いに・・・・

 

続きは、そのうちに

 


雲海

2011-09-24 14:37:09 | 景色

睡眠時間3時間半、朝5時過ぎ高清水へ

 

駐車場には、撮影班用バス1台と乗用車2台

7月にyamanekoさんとここで遭って以来となる雲海撮り

 

5:43

 

雲の間から光差す

 

5:44 あっという間に雲の上に

 

5:47 雲海が上に伸び始める

 

5:55 撮影ポイントよりさらに上に上がりそうな気配

 

久しぶりの雲海、いつ見ても同じ雲海は無し

 

撮影班は、〇×座敷童子なる映画の風景用の撮影とのこと

結構なスタッフ~数でした

出会い、昨年同じ場所でお会いした盛岡からの若者す~さん

現在は仕事の都合で北上在住で、今年は何度も雲海詣でをしているらしい

昨年の高清水と違い、今年はカメラマンも少ないとのこと

 

6時過ぎ、仕事のために下がると

 

検問あり

職務質問を受けたが、社会復帰していたので問題なく里へ

明日、砥森神社へ行くために夜も仕事に勤しむ笛吹である


六角石神社例大祭

2011-09-23 23:52:54 | 郷土芸能

町中のまつりが終わっても雨で片付けられずにいた通りの紅白幕をやっと23日、朝撤去

今日は、松崎村兵稲荷と六角石神社の例大祭が重なる日

苦慮した結果、松崎へ

しかし、行った時間が早すぎ、急遽、六角石へ

 

隔年で、村兵とここを訪れていることとなる

演舞は板沢しし踊り

 

青笹しし踊り

 

大工町太神楽

軽快な太鼓のリズムとお囃子の笛を聞くと、祭りだな~とつくづく思う遠野人は多い

今年は、ゲストかな?

 

そして神事にも加わる平倉神楽

 

佐比内と細越のしし踊りは今年は参加されていなかった

 

各郷土芸能の間、休む私のズボンに停まるトンボ

やはり、季節は秋

 

滞在時間2時間、地元青笹しし踊りの群舞を観ることなく境内を去る

 

そして、午後

 

宝飯爺商会さまから荷物が届く

ありがとうございました!支払いよろしくお願いします(笑)

 

また、遠野まつりの練習期間に、

励ましの言葉

 

こうなってくると、サッシの色落ちの塗替えぐらいは、

真剣に考えないと・・・・と思うこの頃

 

 

 

 


2011 遠野まつり 後編 

2011-09-20 22:55:52 | 地域

9月18日(日) まつり二日目 予想に反し、晴れ

 

 

この日も9時から動き出す仲町

祭典事務所、穀町、勇町、駅前通りを披露して歩き、蔵の道ギャラリー北側から

 

バスにて松崎町の老健とデイサービスへ慰問

 

蔵の道広場へ戻ると一日市南部ばやしと大勢の人

 

後は、空き時間に撮り歩き

 

親子連れ

 

ふくべふりと笛吹き

 

太鼓の人1

 

太鼓の人2

 

太鼓の人3

 

撮る人1

 

撮る人2

 

撮る人3

 

招待団体大船渡小通鹿踊・・・・じっくり観たかった・・

 

おそまつ!

 

八幡さまと遠野まつりの間に咲いた我が家の彼岸花

 

遠野市の秋の一大イベントが終わると、半袖の季節も終わり、

六角牛神社・松崎村兵稲荷の例祭を経て、静かな季節になる遠野郷