「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

2023 附馬牛町 徳昌寺の舟っこ流し

2023-08-20 09:06:16 | 民俗

お盆話題の最後は16日(水)の舟っこ流し。

この日の午後は上柳獅子踊にくっついて4時半ごろまで附馬牛に居て、一度、帰宅。

そして、6時半頃、徳昌寺へ

 

過去の写真データを見ると6時半辺りから7時頃、徳昌寺を出発しており、

今年はどうなんだろう?と思いながら、現地着。

 

初盆の人達の位牌が載せられた舟っこ、そして、それに付き添う家の人

 

和尚さんの御経が始りました。

よく見ると、流す舟は張山地区の一艘で、上柳の舟はありません。

また、行列に付き添う御詠歌の女性達の姿もありません。

 

新コロでの中断年数ぶん、行事に参加する方々の年齢も増すこととなり、

次世代に引き継ぐ前に息切れを起こしているようでした。

 

上柳メインストリートを片岸橋の架かる猿ケ石川に向かいます。

 

通りの両側にあった提灯も少なくなっていました。

 

橋の上流から舟っこと灯篭が流されます。

新コロ以前は、この時間ぐらいから橋の上にいた御詠歌の皆さんの唄声と持鈴の音が

聞こえ、亡くなった方があの世に帰るのを見送るのにふさわしい風情でした。

 

今年は遠くからニョウハチ(西洋で云うシンバル)の音だけが聞こえました。

 

盆前の大雨の水量が心配でしたが、舟っこを操る皆さんも何とか歩いて行けたようです。

 

向こう岸にも、大勢の人

 

そして、橋の上も

舟っこ流し前に、側にある地区センターでは、以前のように盆祭り?夏祭り?が

開催されていたようで、そこからの流れで大勢の人が集まりました。

 

舟っこが流れて行った後、残りの灯篭が、三つ、二つ、そして、ひとつとなり、

附馬牛のお盆の終わりとなりました。


2023 お盆の花火

2023-08-18 08:13:53 | 民俗

我が家では盆中でも、ほぼ暦どおりに仕事をしている時々愛妻と上の娘。

13日の町場のお盆が終わると、翌14日は在方のお盆。

夏季休暇で帰省している下の娘を時々愛妻家の留守番に、

我が家の留守番は時々耳が聞こえないの母。

 

その14日、私は、午前中に母方の親戚を拝みに廻り、午後は父方の実家へ。

まずは両親の両親が眠るお寺さんへ行き、墓参り。

こちらでも、今年は舟っこ流しが久しぶりに行われるようでした。

久しぶりと云えば、お盆前に父方の叔母たちが千葉と埼玉から来遠。新コロ騒動を挟んで、

久しぶりの遠野入りでした。

我が家の母と比べ、二人共、まだしっかりしているという印象で、

気力の差が出ているような気がしました。かく云う私も、気力が・・・・汗

 

3月の術後、気付け薬は、ほどほどにしております。

 

15日(火)市内のことが一段落した後、大槌町へ。

母の姉の初盆・新盆 大正12年生まれでした。

 

大槌町の多趣味な従兄の絵。

趣味の一つが山登り、これは私の妹と同じ。絵は私の母と同じ。

写真は私と同じ。お酒の趣味は無さそうなので、これはきっと私の父方の血かな?笑

 

その帰り、一緒に行った従弟と、とらねこさん御用達の末広食堂へ。

ここのラーメンが食べたかったので、ついでにチャーハンも。欲張ってみました!笑

 

遠野に戻り、午後はちょうど家に居た娘二人と、上郷産直のソフトクリームと向日葵畑。 

喜んでもらい、とってもいいことをした気分です。笑

 

夜7時、遠野の花火

 

5時半過ぎに娘たちと夕飯の準備をし、

 

早めに一杯ひっかけ

 

家の側の道沿いに陣取り

 

スマホで撮影の娘たちの写り具合を気にしながら、旧式カメラのシャッターを押します!

 

ほぼ無風に近かったせいか、なかなか、くっきり・すっきりは写せません。

 

雨の心配もしましたが、何とか無事に

 

家の側なので水分補給をしても、トイレの心配もいりません。

 

当初聞いていた時間より、早めに終了。

話では関係者の皆さんが帰宅したのは日付変更辺りで、翌朝は5時過ぎには家を出たとか。

お疲れ様でした!


こども流鏑馬

2023-05-13 14:25:22 | 民俗

今の遠野は、田植シーズン到来ということで、山々の新緑と水鏡の風景が

きれいな時期です。

残念ながら、今日の午後辺りから下り坂の天気予報。

 

もうすこし青空だったら・・・笑

さて、GW話題も最後です。

 

5月5日こどもの日の午後は、遠野郷八幡宮のこども流鏑馬

 

十和田乗馬倶楽部さんの協力を得てからは、一段と華やかになった子供やぶさめ

 

衣装もばっちりで、良う射たりや~!

 

参加する子供たち、今年も多かったように思います。

 

以前と変わらないのは、こんな子供たちの笑顔です。

 

馬を曳いてもらいながらの子ども流鏑馬の後は、チャレンジマッチ

 

なんでも、こども流鏑馬から大人のスポーツ流鏑馬へレベルアップするための

ステップになるようです。

 

今年は三人がチャレンジです。

 

射る姿も恰好いいですね~!

 

今回は二人が女性で男性一人

 

いつかはスポーツ流鏑馬だけでなく、遠野郷八幡宮例祭の流鏑馬にも

女性が参加する日が来るのでしょうね。

 

三人の笑顔を見ながら、そんなことを思った連休の午後でした。笑

 

馬上で弓を射るための形の練習?も、ナイス!でした。

 

その日の晩は、関東の山猫さんを交えて一献

前回私がこのメンバーの宴に参加したのが、いつだったのか記憶にないほど前。

一次会だけは若干アルコールを頂きました!汗

昔のようには飲めない・・・涙

 

そしてGWも最後

翌日、東京へ戻る娘も含め、家族4人で温泉へ。

私の出所祝いをしてもらいました!

この会場は7月中旬に同級会が予定されているので、

全湯制覇とまではいきませんでしたが、楽しませて頂きました

 

さあ、同級生の皆さん、その同級会、

今月末が申し込み期限、できれば、早めに意思表示をお願いしたいと思います。

私たちの年齢から考えると同級会を開催できるのも、あと何回あることか・・・

もしかして、最後になるかもしれません。

そのつもりで、出席の返事をお待ちしています~!笑

高校を卒業以来はじめてという方も結構いて、懐かしい会になると思います。


2022 遠野まつり流鏑馬編

2022-09-22 08:43:15 | 民俗

遠野まつり二日目18日(日)は、いざ遠野郷八幡宮へ!

前日の神輿渡御で六日町の伊勢両宮神社に泊まった御神輿が神社へ帰ります。

その前に奉納に参加する市内の芸能が境内に集まるのですが、

今年は、20団体弱という寂しさ。

それでも以前のように、神社に行くまでの間、角かけする団体の姿も。

 

神社に着くと、勢組の皆さんがお揃いの半纏姿で、参拝だけでもという心意気。

 

御神輿が帰ってきました。

 

八幡神楽さんをはじめとした役付芸能の中に長野獅子踊りさんも。

 

流鏑馬神事 生の笙と龍笛がなんとも良い雰囲気です。

その後、奉行等の役紹介があり、流鏑馬の始まり。

 

最初の射手奉行発進

 

介添奉行「よう、射たりや~」

 

二人目の射手奉行発進

 

結果は、想像通りです!

 

こちらの介添奉行も「よう、射たりや~」

 

三人目の射手奉行発進

 

こちらも「よう、射たりや~」

何度も見に来ている人たちの中に、今年の射手に新しい人がいるという話が

出ており、通の見方は違うものだと感心させられました。笑

最後に

遠野の流鏑馬の歴史を紹介する印刷物の中に、三戸の櫛引八幡宮

と云う言葉が出てくるものがあります。

これは昭和40年代の書物の一節を引用していると想像していますが、

南部氏が六戸に八幡宮を甲斐から遷座し、後に八戸の櫛引に遷したことで櫛引八幡宮。

先の書物の云わんとしているのは、三戸南部氏も崇拝していた櫛引八幡宮という意味合い

と、私は理解しているのですが、本当はどうなんでしょう?

まあ、興味のない人にはどうでもいいことですが。笑

まつりに芸能人として参加している時は、途中までしか観れない流鏑馬、

今年は最後まで無事に観ることができました!


2022 お盆

2022-08-16 14:42:43 | 民俗

7月から東京勤務となった下の娘が、PCR検査を受けて11日に帰省し、

その晩は家で久しぶりにジンギスカン! 

 

遠野らしい夏休みに突入!?

 

その11日はSL銀河の運航日

拙私設案内所は、公的?には休みモードということで、変わり映えのしない近場で。

 

翌日は、時々愛妻家の和尚さんが家に来るので、留守番

時々愛妻元気で留守がいい~! 時間外は撮り鉄もどきです 笑

 

13日 町場のお盆

雨の中、我が家のお墓と時々愛妻家の墓参り

そして、一日早いとわかっていつつ、今年初盆となる家々を回りました。

 

14日 じぇんごのお盆

前日に引き続き、ご仏前を持って・・・。

今年は、一月から黒いネクタイを付けることが多かったので、封筒の数も多く・・・

新コロ以前まで恒例となっていた同級生の飲み会で使う以上にお札が飛んでいきました。汗

 

15日、午前中は盛岡にいる妹の旦那を拝みに行き、午後は新花巻駅で娘を見送り、

一休みしたところで夕方。

遠野納涼花火にあわせて、カメラを濡縁にセットし始めた頃には、

予報どおりに雨降りとなり・・・

 

家の周りの電線が被ることは百も承知ながら撮影。

 

休憩を挟んだ後半には、雨もわずかとなり、場所を移動

 

花火に近づいたぶん、手前の建物や樹木が障害となり・・・

花火前にビールさえ飲んでいなければ、車でもうちょっといい場所に行くのですが・・・

撮影より、お酒優先!

お酒優先と云えば、13日には夜8時から遠野座で夜神楽がありましたが、

同じ理由で、出撃叶わずでした。笑

 

今週末の20日(土)も夜神楽、残念ながら別用で撮ること叶わずです。涙

 

お酒が飲める家から花火が観られるということは、うれしい限りながら、

リモコンスイッチを押すだけの作業で、半ば身が入らず。笑

 

新コロ以降の家飲みが災いしてか、最近ではビール2本も飲めば、充分となり、夜もぐっすり。

これも歳のせいと云えば、そうなのかもしれません・・・汗

 

そろそろ花火も終盤

 

時々愛妻が帰宅する前に、飲み食いした物を片付けますか・・・笑

 

今現在、雨が降っている遠野

降り始める前に附馬牛まで花っこ撮りに行って、休みも終わり。

 

頑張りたくないけど、また、頑張って働きますか・・・