上橋菜穂子さんは守り人シリーズ、獣の奏者シリーズで大ファン。
そのスピンオフの短編を見つけた。そしてまたあの世界に浸ってしまった。
流れ行く者: 守り人短編集
「流れ行く者」では、あの長い旅に出る前のジグロとバルサのエピソード。
相変わらず上橋さんの語りのうまさに情景がありあり浮かぶ。
この後に展開した長い長い道のりと大きな世界を思い出した。
獣の奏者 外伝 刹那
「獣の奏者 外伝刹那」は、とても女性的な内容。その細やかさに心が震えた。
自分の感情にまっすぐに突き進んだエリン。
理性と体の感情の狭間で究極の折り合いをつけ力強くわが道を選択したエリンの師
エサルの生きざまに泣きそうになった。
まぐわうこともなく自由に飛ぶこともなく感情をいっさいあらわさない静かな
王獣の大きな存在がいっそう彼女らの強い生き方を引き立たせる。
物語ること、生きること
「物語ること、生きること」では
上橋さん、どうしてあんなに面白い物語がかけるの?
という疑問に答えるべく、彼女が自身の生い立ちなどを楽しく語ってくれています。
なんだか、お茶しながら上橋さんとおしゃべりしてるみたいな気分になります。
ところで上橋さんは、どの本にも「あとがき」に必ず「我孫子にて」と書いてある。
先日ジャパンバードフェスティバルに勇んで出かけたのも、
「我孫子」ってどんなにいいところなんだろうと思っていたから。
この辺に住んでるのかなあなんて勝手に思いながら手賀沼湖畔を歩いてました。
そのスピンオフの短編を見つけた。そしてまたあの世界に浸ってしまった。

「流れ行く者」では、あの長い旅に出る前のジグロとバルサのエピソード。
相変わらず上橋さんの語りのうまさに情景がありあり浮かぶ。
この後に展開した長い長い道のりと大きな世界を思い出した。

「獣の奏者 外伝刹那」は、とても女性的な内容。その細やかさに心が震えた。
自分の感情にまっすぐに突き進んだエリン。
理性と体の感情の狭間で究極の折り合いをつけ力強くわが道を選択したエリンの師
エサルの生きざまに泣きそうになった。
まぐわうこともなく自由に飛ぶこともなく感情をいっさいあらわさない静かな
王獣の大きな存在がいっそう彼女らの強い生き方を引き立たせる。

「物語ること、生きること」では
上橋さん、どうしてあんなに面白い物語がかけるの?
という疑問に答えるべく、彼女が自身の生い立ちなどを楽しく語ってくれています。
なんだか、お茶しながら上橋さんとおしゃべりしてるみたいな気分になります。

先日ジャパンバードフェスティバルに勇んで出かけたのも、
「我孫子」ってどんなにいいところなんだろうと思っていたから。
この辺に住んでるのかなあなんて勝手に思いながら手賀沼湖畔を歩いてました。
「流れ行く者」は非常にシブいですね。
「ラフラ」なんて、流れ者の賭博師、それも老女が主人公と言う時点で完全に子ども向けではないですね。
この作品はなんというか、ちょっと分かりにくいんですが、なんだかとても心に残る作品でした。
「流れ行く者」はジグロの心情がたまらんです。
「獣の奏物 外伝」はある種の生々しさがあり、まさに女の生と性なんですが、同時にエサルの生き様にすごくハードボイルドな鋼のような強さを感じました。
私も少し前、我孫子に行った時、その辺を上野さんが散歩してないかしら?とキョロキョロしてしまいました(笑)
上橋さんです。
ジグロかっこいいですよねー。
守り人シリーズを読んだ後のこの外伝。ジグロのこうなったいきさつを知っているだけに胸が熱くなります。
mi~yaさんも我孫子でキョロキョロされたのですね。
かなり、うれしい^^