西太后の健康維持法が紹介されたテレビ番組を見た。
表に立つべき男子が次々と病に倒れ、結果的に清王朝をひとりで支えていかなければならない立場に立たされた西太后。悪女と伝わる西太后は晩年、逃亡生活から戻った時、待ちに待った多くの清国民から温かく迎えられたそうで、ずいぶんイメージが違っていた。
当時としては長命な74歳まで若々しく頭脳明晰に生きた西太后は、どのように健康を維持したのか?
最近になってどのようなものを食べ、どのような治療を行っていたかという資料が発見されたそうです。
その中で、40代後半の西太后は病に伏したとあり、頭痛や疲労感などなどさまざまな症状が発生したそう。
どうやらそれは、ひどい更年期障害だったようです。
その時の中医学の処方をみると、気血を補いながら気のめぐりを調える生薬が見事な配合で、
中医学の、体への思いやりの細やかさに感動した。
今ごろ遠志が認知症にいいとか言っているが、遠志はそんなピンポイントの作用ではなく、その当時から心を穏やかにすることは経験的にわかっていた
経験を積み重ねた中医学と、西洋医学の治療との相違点はここだなあ。
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