漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

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春の養生・23時までに寝るのがよい理由

2022-03-09 | 春の養生法

春は「肝」を養う季節。

肝は血が集まるところといわれます。

西洋医学的にも肝臓は血液によって運ばれてきた様々なものを栄養にしたり解毒したりしています。

1日の内で「肝胆」の時間は23時~3時、ついでにその前の21時~23時は「三焦」といって上中下の気や津液を巡らす時間です。つまり、この時間帯にその日の解毒と明日の準備が行われるのです。

さて、モノを動かすとき、上下に動かすより、横に動かす方が楽ですね。

動物たちは概ね、体幹が横になっていてその中央に肝臓があるのですが、ヒトの体幹は立っているので、横になる時間を持つことはとても大切だと考えています。

なので、睡眠時間の確保が重要なのです。

そして、その時間に肝臓に血液を向かわせるためには、夜食などで胃腸を動かしてはなりません。難しいことを考えて脳に血液を呼んでもいけません。

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