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漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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森見登美彦著「宵山万華鏡」不思議な連なり

2013-08-26 | 
森見登美彦といえば、
破天荒な狸または天狗または狐でもついてるのか超怪しい人物たちin京都物語

表紙が万華鏡のようにキラキラする

この「宵山万華鏡」は6編の短編
その第一編で、おや狸も狐もなし?と思ったけど、
さすが森見さん、そんなにそっけなくおさまることはなかったです。

京都宵山の夕暮れから夜の独特な空間に湧き出てきた物語
各編に同じ人物や関係する人物が視点を変えて登場し、
それぞれ独立した物語なのに奇妙につながって、
すっかり宵山の怪しい世界に取り込まれてしまった。

森見さんの文章は読みだすと止まらない。
狸はきっと森見さんだ。

ハチャメチャな「有頂天家族」面白かった。

森見戸登美彦 1979年 奈良県生駒出身


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (けん)
2013-08-27 02:11:28
俺も森見登美彦大好きです☆

「狸はきっと森見さんだ」
なるほど~。
妙に納得(笑

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けんさんへ (やく)
2013-08-27 10:28:11
コメントありがとうございます。
ところで狸がどっさり登場する「有頂天家族」、舞台化されるそうです。
すごいことになりそうですね。

森見さんのブログ
http://d.hatena.ne.jp/Tomio/20130805
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