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漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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永井隆著「この子を残して」長崎原爆の日に

2018-08-09 | 
長崎の原爆で被爆し白血病となり、自分の子供を残して死んでゆく悔しさを静々と語った作品

この本は、小学生の頃に読んだ
子供ながらに泣きながら読んだ

そのころの我が家は、祖母祖父とまだ独身の叔父が暮らす家の隣にあって、
祖母が本棚からそっけなく「永井先生の本、読んでみる?」と私にくれたもの。
自宅で母にこの本を見せると「永井先生の本ね~」と言っただけだった。

今ではなぜ我が家では、永井「先生」と呼ぶのか、解らずじまいになってしまった。
祖母は「おじいちゃんはゲンバクだから医療費がタダよ」とのんきに言っていたのを覚えている
祖父も祖母もそれなりに天寿を全うしたと思うが。

原爆の時、母の家族は、長崎に住んでいた。
やはり、語るのはつらかったのかと、思う。


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