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漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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ALWAYS三丁目の夕日(映画)

2006-01-05 | 映画
もう、”泣かせるツボ”にしっかりはまってしまう造りでしたね。
特に、淳之介が迎えに来たお金持ちのお父さんを断って、龍之介のところに戻ってきたシーン。
走ってきたところで、(やっぱり・・・)ウルウル(もう泣いちゃう)、でもってさらに、淳之介少年がなんどもイヤイヤと首を振りながら、龍之介にしつこくすがりつくに至っては(やりすぎだよ、勘弁して~)もう涙が滝状態・・・

学生時代に読んだことのある西岸良平の作品。そのコミックの中でも昭和30年代の様子が細かく描かれていて印象的だったけど、この映画もかなり作りこまれていました。

家の中にひとつひとつ、電化製品がそろっていくうれしさって当時ありました。
我が家にあの冷蔵庫がやってきたときのことを思い出しました。
幼いながらも『氷屋さん、来なくなるの?』と不安に思ったものでした。

父は私に『お前のために冷蔵庫を買ってやった』といい、私は、『すごい、私に!?』とマジに受けて数日間は喜びの中でした。映画のように、頭突っ込みましたね。

が、しかし毎日の冷蔵庫の利用状況を見ていると、どうもこれは私のためだけではないと気づき(当たり前だ)妙に落胆したのを覚えています。
(父は私にうそをついた・・・)
ちょっと恨んだ気持ちになりました。
今思えば、ずいぶん強欲な子供でした。


で、映画の俳優陣も皆よかった。
特に、吉岡秀隆は”北の国から”を脱していい芝居をしてたと思う。”茶川龍之介”彼の新境地がやっと開けたのかな。
これまでまじめな役ばかりだった小雪のちょっとあばずれな女も新鮮でした。

監督は、リターナー、ジュブナイルの山崎貴

あらすじ

★★★★★


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