漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

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コロナ血栓を中医学で考えてみる・補陰活血

2020-05-01 | 老化・血流

新型コロナウイルスの感染により血栓ができ、足指にしもやけの様な症状が現れるという報告がある。

ウイルスを排除しようという免疫反応が過剰に働いて血栓ができてしまうのだろうかと考えるが、

中医学的にその状態は「瘀血」なので、予防対策としても活血の養生を行うべきで、

また血液の粘度が高く(ドロドロ状態)ならないように、補陰対策も同時に考える必要があるだろう。

糖尿病や動脈硬化、心疾患のある人は特に。

実際、中国の新型コロナウイルス対策においても重症化を防ぐために血栓予防の漢方対策が行われていた。

もちろんふだんから、

過食や夜食、間食を止めて(消化に手間をとらず栄養を体に巡らす代謝をスムーズにする)

運動で手足をよく動かし(血液循環を促す)

充分な睡眠で、疲労を回復(疲労物の掃除のためには横になって休む時間が必要)

くよくよしない(ストレス発散して代謝を滑らかにする)

ことは最低限必要。

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