漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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気滞症状は気分転換で解消(その3:うつうつイライラ、自律神経?)

2017-02-25 | 気持ち・眠り
体を気がスムーズに廻らないと(⇒気滞体質)
体の中央つまり脇胸部が固くなり、張り感や停滞感、痛みなどがでやすいのですが、
春は陽気が日に日に増すので、気は上に昇りやすく、廻らなければなかなか降りてこないので、
体の上部で不快症状が現れやすくなります。


気滞症状その3:気持ち ⇒その1:生理に関する症状その2:胃腸の症状
・いろいろ考えてしまい憂鬱な気分になる
・知らず知らずのうちにため息がでる
・イライラしやすくなったり、情緒不安定でヒステリックになりやすい。人の意見に反対したくなる
・生理前の気分がひどい(PMS)
・気持ちを抑えられなくなって暴発的な怒りがこみ上げてくる

他にもさまざまな症状が現れます
・ほてりやのぼせ、不眠、夢見が多く寝た気がしない
・キーンと締め付けられるような耳鳴り
・突然耳の聞こえが悪くなる
・頭痛、偏頭痛
・喉の閉塞感、エヘン虫、咳が出やすい、喘息、はたまた頻尿、腰痛などなど

そこで、嫌な気分になったら、これに固執して煮詰まらないよう、深呼吸をし、
ほかのことに気持ちを向けて気分転換することです。
趣味や運動など違う環境を楽しみましょう。
イライラしているときは、辛い物を避け、穏やかな味と良い香りを楽んでください。

我慢しないで早めの漢方対策も。
症状が多岐にわたるので、用いる漢方も様々ですが、どうかお気軽にご相談ください。
気滞体質
春は肝・春の不快症状対策
春に気持ちが落ち着かないタイプ

タネツケバナ、ホトケノザ 曲がって伸びているけど平気
春は植物がぐんぐん伸びる頃。これを遮ると変形してしまいます。
それでも植物は伸びて立て直し、そしてがっちり強い株になったりします。
そんな自然を眺めて、めげず落ち込まず、前向きに対処しましょう。
「気滞」の概念を知っていると、対策方法も解るのであわてず対処できますね。

気滞症状は香りで解消(その1:生理に関する症状)
気滞症状は春に悪化しやすい(その2:胃腸の症状)
気滞症状は気分転換で解消(その3:うつうつイライラ、自律神経?)

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