漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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めまいで服用していた漢方で腰痛も改善・異病同治

2015-03-07 | 老化・血流
視力低下からめまいが起こりやすくなった男性。
杞菊地黄丸と冠元顆粒でとても調子がよく、
継続服用していたら、
「ずっと悩んでいた、脇から腰の痛みもよくなりました」と喜んでいただいた。

西洋医学的には、めまいと腰痛に関連性はないと思われるけど、
漢方の考え方でみると、めまいのこの処方は補肝腎、活血で、
そして、腰は「腎の府」とも言われ、慢性腰痛は補腎活血対策を行うことが多い。

つまりこの男性のめまいと腰痛は漢方的には同じ原因で起こっていたということです。

「異病同治」といい、
表面に現れるさまざまな症状は、一見無関係のようであっても漢方的にみて同じ範疇に入っていれば同じ漢方で治るということです。

実際、めまいと腰痛が同じ漢方で治ってしまうのだから、漢方という経験医学はすごいと思う。


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