ギンナン・境内掃除のつもりで

ふとギンナンのことを考える今頃。
風が吹いたり雨が強く降ったりするとギンナンの実がボロボロ落ちる。
だけど日曜日しか拾いに行けない私。
平日にそんな日があると、そのチャンスを逃さなければならない悔しさに身がよじれる

そしたらとうとう一昨日の土曜日。強い雨が降り、風もビューと吹いた
早速日曜日は早朝から、ある神社を目指す。

予想通り、ギンナンの実が境内にいっぱい（ゴム手袋も写っちゃった）

「ギンナンの果肉を残していくな」と小さな立て看板がある。
そうよね。種だけ取って臭い果肉を残していかれたらたまったもんじゃないです。
お掃除するつもりで丁寧に拾わせていただきました。感謝



上を見上げると、まだ枝が折れそうなくらい実がついている。
実の重みのせいでイチョウの雌木は枝が下に向く。
雄木は枝が上に向いてツンツンしている感じだ。
この違いが判れば遠くからでも、木の雌雄が判別できます。



と言うわけで、今回の収穫。大満足。

ギンナンは、キッチンペーパーなどの紙に15粒ほど包んで電子レンジで20～30秒ほど
ポンポンポンと3つくらいはじけるころには火が通って、殻をむくと翡翠色に出来上がり。

ちゃわんむし、お吸い物、煮物、おでん、ギョウザ、サラダのトッピング・・・
ほかにどんな料理に使いましょうか？

さて、ギンナンの作用。
平、甘、苦、渋（小毒）　肺、腎
斂肺定喘：咳、喘息、痰多
収渋止帯：帯下、小便白濁、遺精、頻尿、尿失禁

肺（秋）、腎（冬）、まさに旬の食べ物。天の恵み。
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