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漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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HACHI 約束の犬(映画)吹替えだけってなぜ・・・

2009-08-11 | 映画
「忠犬ハチ公」のアメリカリメイクですよ。
監督がラッセ・ハルストレムじゃなかったら絶対見に行かないと思う。
動物をだしに使って無理やり泣かされるのは悔しいしね。

ラッセ・ハルストレムは「ギルバート・グレイプ」
「サイダーハウス・ルール」「ショコラ」の監督。
「ギルバート・グレイブ」はあのレオナルド・ディカプリオが
注目を浴びた作品で、その時のレオの演技と言ったらもう最高でした。
相手はジョニー・デップやジュリエット・ルイスでがっちり青春してましたし。

      

「吹替え」だけってなぜかなあ。
特にジョーン・アレン。
彼女は、ちょっとした間とか冷たそうな言い方でも奥深い、
そんな、独特の雰囲気で伝わってくるものがあるはずなのに、
吹替えでつぶされてるような気がしたのは私だけかなあ。

突然夫に死なれてすぐさま住み慣れた家を離れた
妻の深い悲しみなんかうまく演技してたと思うけど、
どうしても吹替えの声が耳に障って雰囲気が壊されてしまう。

それにしても、HACHIの目線とか視界を取り入れて
徹底したHACHI中心の映画に仕上げてましたね。

なぜ懲りずに何年も御主人さまを待っていたかなんて
理屈をこじつけるのもおこがましいくらい、HACHIは
素直に御主人を愛して待ってた。
そのままで、なんだかすごいことだって思わせてくれる。
悔しいけど、やっぱり泣いちゃいました。

★★★☆ 

監督:ラッセ・ハルストレム
出演:リチャード・ギア  ジョーン・アレン  サラ・ローマー  ケイリー=ヒロユキ・タガワ  ジェイソン・アレクサンダー