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漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
http://kampo.no.coocan.jp/

乳腺炎と食事

2009-12-14 | 産後・子育て
授乳中のお母さんのはなしを聞きました。

「おっぱいが張って乳腺炎になりそうに・・・」

その原因を考えあぐねたら、
チョコレートを食べすぎたのが原因と思い至った。

その後、食べ物とおっぱいの調子を注意していると、
甘いものや脂っこいものを食べると、おっぱいが堅く張るのがわかる。
乳汁がドロドロするようです。

(たまたま今日来局された別の授乳中のお母さんは、
そんな状態のおっぱいのときは、赤ちゃんがまずそうな顔をする
とおっしゃっていました)

で、野菜を多くして脂っこいものや甘いものを減らしたら
おっぱいの張りはすっきりした。
心もち、赤ちゃんの肌もきれいになったみたい。

彼女は乳児湿疹も母乳の影響を受けるのでは?と考えました。

小児科医にはそんな関連性はないと言われる方もいますが、
おっぱいだけを頼りに成長する最愛のわが子。
お母さんの体調によって、わが子のお腹の調子やお肌の状態も影響を受けるはず。

実際、乳汁分泌移行について新薬ではチェックされるし、
乳児の漢方治療をする場合は、お母さんに漢方薬を飲んでもらう方法を
とることもある。

つくづく、食べ物って体を作ってくれてるんだなあと感じる。
だからお母さんの食事は大切。
そして、赤ちゃんのためにいいおっぱいが出てほしいと思う。

食事に関するステキなページ見つけました。

食卓の向こう側 連載「いのち いただきます」から「命の流れ 土とつながる食べ方」吉田 俊道


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母性は本能プラス経験・オランウータンから学ぶ

2009-10-14 | 産後・子育て
今回はオランウータンが登場です。(不思議にこのとろろサルづいている)

先日の連休は札幌で研修会(全国 中医薬研究会女性大会)に出席し、
第一講演は旭山動物園園長:小菅正夫氏でした。
動物世界の生殖や育児の様子は学ぶことが多いです。

サルたちを分類して「ヒト上科」というのがあります。
ヒト上科には、
 テナガザル科・テナガザル
 オランウータン科・チンパンジー ゴリラ オランウータン
 ヒト科・ヒト   (ほかの分類方法もあるようです)

そこでオランウータン登場です。



上映フィルムで観たのは、旭山動物園で
出産を終え母となった「はず」のオランウータンの姿。
自分のおなかから出てきた「もの」を見てショックを受け、
麻袋を頭から足まですっぽりかぶって打ちひしがれています。

飼育員が入っていくと麻袋を脱ぎ捨て
「私の中からこんなものが出てきちゃったの、どーしよー
と言っているかのように彼の腕にすがります。

つまり、「生まれたら即育てる」はヒトの本能にはないのです。
(ヒト上科ではないサルは本能で育てるそうです)

飼育員がなんども母親の胸に赤ん坊を持っていき、触ろうとしない彼女の手を子供の背中にあてがっておっぱいを吸わせるように支えます。
(ヒト科の赤ん坊は生まれてすぐお母さんにしがみく力がありません)

一方、赤ん坊がおっぱいを吸おうとするのは本能です。

やがておっぱいを吸うことに赤ん坊が成功すると、その時やっと彼女の「育てる本能」にスイッチが入りました。

北大植物園にいた猫

その後の「母」オランウータンは、片時も赤ん坊を胸から離さず、手のひら足のひらを使って赤ちゃんの背中をささえ、自分の体をふわ~っと揺らしてゆりかごをしてました。

オランウータンは群れで暮らしていると自分の出産期を迎えるまでに五回くらいはほかのメスの出産や育児を目にし経験するのだそう。
しかし動物園などではその経験ができないためこのような状態になる。

核家族化の現代、人間もそんな状態に陥りやすいかもしれませんね。
だから産むことに心配が先に立つ。
だけど、産んでみる、授乳してみる、ひとつひとつの経験によってやがて育児という無償の愛に目覚めていくことになるのでしょう。

もうひとつ、ほかのサルとの違いは、「笑う」だそう。
確かにオランウータンは、「むふ~」って感じでいかにもうれしそうな幸せそうな笑顔をしてました。


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授乳中の薬剤服用の工夫

2008-12-24 | 産後・子育て
授乳中の薬服用についての続きです。

ほとんど問題ない薬でも、その薬を必要としていない赤ちゃんに母乳移行するのはやっぱり心配・・・
というのは、当然の親心。

そんなときは、服用タイミングを変更するのも一つの手でしょう。

たとえば、
授乳直後や、乳児が長めの睡眠に入る直前に服用するのがおすすめ。
(多くの場合、服用後1~3時間は薬剤濃度が高い状態になる)

また、薬を選ぶ場合

・風邪薬などでは、1日1回より1日3回服用タイプを回数を減らして使う
(薬剤作用が持続する1日1回のタイプではなかなか薬が体内からなくならない)

・選択できるなら内服より外用薬を用いる
(作用を部分的に限定できるので母乳への移行が少ない)
鼻炎などでは点鼻薬(鼻に噴霧するタイプ)
咳なら吸入薬といった局所的に作用させる薬剤を使う。
(吸入薬はいまのところ一般販売品はないかも)

など工夫してみましょう。


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授乳中と薬

2008-11-29 | 産後・子育て
風邪の季節となりました。

授乳中に体調を崩してしまって服用する薬に迷ってしまうことがありますね。
比較的安全に使用できる薬のリストが以下にありますので参照ください。

(妊娠と薬情報センターHPより)
授乳中しに使用しても問題ないとされる薬剤の代表例

授乳中し使用してはいけない薬剤の代用例

続きは⇒授乳中の薬剤服用の工夫


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産後の体力回復

2007-10-24 | 産後・子育て
二人のまだ小さいお子さんを持つ女性。
体が冷えやすく膀胱炎を繰り返す、風邪をひきやすい、朝起きるとき尾骶骨から背中にかけて痛む、疲れやすいなどの症状をうったえていらした方。
顔色もちょっとさえない感じで元気不足の様子。

「おそらく産後の体力回復がしっかりできていないのでしょう。」

ということで参馬補腎丸と婦宝当帰膠を服用いただいて、

「朝起きぬけの腰痛や背中の痛みはすっかり回復しました。この漢方ははずせませんね~。」
「これまでなかなか起きれなかったけどしっかり起きれるようになりましたよ」

ところがこのところの冷える時期に入って、しかも子供さんに振り回される生活でちょっとストレスがたまってる様子。
排便時の不快感や腹がはったり吐き気がしたり、そしてまた頻尿になったりしているそう。

このような状態は「気滞」と考えられます。
今日は、胃腸系の気の流れを調える「開気丸」も服用していただくことにしました。

         

ところで
二人の幼いお子さんは、薬局にいるわずかな間にも次々と遊びを思いついては若い従業員を相手にあれこれしゃべっている。
何もないところに、果物やら野菜やらゴミ箱までまるでそこにあるかのように登場しての「ごっこ」遊び。
「野菜美味しいよ、ハイあげる」つまんで渡すふりをする
「ありがとう、美味しいね」
「いちご、食べる? ハイ」
「ありがとう」
「ごみはここに捨てるといいよ」自分の腰の辺りを指差す
「?、あ、ゴミ箱ここなのね」
「捨ててあげる」ごみを受取って捨てるふり。
こちらの相談テーブルに駆け寄ってきて
「おばさんにも、ハイ」
  「?」
「あ、それリンゴです」
  「あ、そ、そうなの、ありがとう」



すごい想像力と創造力。子供ってすごい! 
恐れ入りました。


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親の数だけ天才児がいる(育児)

2007-04-17 | 産後・子育て
遠方から久しぶりに赤ちゃんを連れた方が来局された。
「漢方周期調整法」で体質改善して出産された彼女とそのお母様です。

赤ん坊といっても生後6ヶ月ながら、
首もしっかりしていて、手足も長く、体もがっちりしている。
表情が豊かだ。
だっこさせてもらうと、小さな手でしっかり私の白衣の袖をつかんで引き寄せる。

ん~、この子はすばらしい、天才だ、天才に違いない。

・・・・

不妊症の漢方対策をしていると、
その結果生まれた子は
みな、これ以上ないほどにかわいく思える。
まさに、世界中にすばらしいオンリーワン。

薬屋のひいき目だろうか。
傍から見ればひいき目に違いないけど、心底そう思ってしまう。



「親の数だけ天才児がいる」そうである。

まさにこの思いこみが「無償の愛」のパワーとなるのだろう。
どんなに育児がハードでも、その気持ちでこなしていける。

素直に一番すばらしいと思い込める
赤ん坊と親双方から発せられるすごい波動。

素敵だと思う。

パパさんも置いていかれないように、育児がんばってくださいね。


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