アブソリュート・エゴ・レビュー

書籍、映画、音楽、その他もろもろの極私的レビュー。未見の人の参考になればいいなあ。

最後の瞬間のすごく大きな変化

2006-10-17 00:53:43 | 
『最後の瞬間のすごく大きな変化』 グレイス・ペイリー   ☆☆☆☆☆  アメリカの女流作家の短篇集を読了。訳者の村上春樹があとがきで絶賛している。「現存している中で、もっとも留保のない敬意を受けているアメリカ人作家の一人であると言って、間違いないと思う」「なぜ僕が訳すかという点については、『何はともあれ自分の手で訳さずにはいられなかったから』と答えるしかない」「グレイス・ペイリーの物語と文体には . . . 本文を読む