江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

今年の野毛は

2011-04-24 23:35:35 | 日記
昨日は予報どおりの豪雨に見舞われ、早々と中止決定。

今日は打って変わって好天に恵まれ、絶好の大道芸日和。
というより、日差しが強くて暑いくらいだった。

お客さんは昨年より増えているようだった。
とてもリラックスしていて、いい雰囲気。
私たちの会場は柳通りという狭い路地。
野毛本通に比べるとお客さんを貯める事はできないけれども、
それだけに密な空間ができて、私たちは好きだ。
辺りには焼き鳥や鰯、団子を焼く良い匂いが満ちていて、
これぞ野毛。
雰囲気に乗せられ、私たちも存分に楽しませてもらった。

投票は、もちろん。
帰りに済ませた。
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ツワブキ

2011-04-23 22:20:47 | 日記
宮崎からツワブキが送られてきた。
えぐい感じが、酒の肴に良い。

東京では観賞用で、食べないようだ。
普通の蕗と同じような葉だが、艶がある。
冬になると菊に似た花を咲かせる。

以前近所を散歩中、畑の周りがツワブキだらけで随分若い芽が出ていたので
丁度そこにいた持ち主に頼んで、採らせてもらったことがある。
持ち主は、食べるためだというと呆れていた。
皮をむくと手は真っ黒、アク抜きを一度して、それから味付け。
煮ると量が少なくなってしまうので、皮をむく量が半端でなかった。
味付けはもちろんかみさんだが、自分も手間を掛けたこともあって、
嬉しさは格別だった。

旬の野菜を食べる、地の力をもらったようで良いものだ。
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浅草21世紀  ’11年4月

2011-04-21 00:39:50 | 劇評・他
今回は共演したフリーパーは別の芝居に出ていて休演。
なんとなく淋しい舞台になるかと思っていた。
開演10分前に入ったときは、入りは7割方。
そんなものだろうと思っていたら、その後に入ってくるわ、入ってくるわ
いつの間にか立ち見が並んでしまった。
そして良く笑う。
こんな状況だからであろうか。

見応えあるのは玉川カルテット。
創立メンバーは半分の2人になり、しかもお2人とも背が低いのだが、
見ていてぐいぐい引っ張られる。
ともかく芸に迫力がある。
何度か同じ舞台に立った事があるのだが、こんな迫力は初めてだった。
前後の芸人が吹っ飛んでしまう。
鍛え抜かれた芸人の底力を見せ付けられた。

圧巻は橋達也と真木淳のコント芝居。
「一本刀土俵入り」
元は橋達也と関敬六の持ちネタ。橋の本の付録DVDに載っている。
関敬六の代わりは、多分真木淳にしかできないだろう。
当意即妙、軽妙洒脱、これぞ浅草の笑い。
今後こういうのは見られないだろう。
一見の価値あり。
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我が町の防災

2011-04-18 23:58:12 | 日記
私の住んでいるところは、市境に近い。
だから隣の市のスピーカーから流れる防災放送がよく聞こえる。

我が町はというと
ない。
我が町はツイッターを使って広報したと、ちょっと有名になった。
ところが、私はツイッターをやらない。
やらない人は多いだろうと思うが、他に方法はないものかと思う。
3月14日の計画停電初日に、広報車が回っていた。
ところがサーッと通り過ぎただけなので、何を言っているのか丸で分からなかった。
どうもちゃんと広報しようとする意識が薄すぎるようだ。
その後一度も広報車はまわってこなかった。
面倒臭くてツイッターになったのかもしれない。

今、選挙真っ最中。
我が家にいろんなチラシが入っている。
読んでいて気になる言葉が目に入った。
「コンクリートから人へ」という与党の言葉を引き合いに出して、
「やはりコンクリートは(地震に)強かった」と。
わが目を疑ってしまった。
津波でごろごろ転がったビル、避難場所として建てられたコンクリートの
建物から流された人々。破壊された堤防。
この候補者は、あの状況を眼にしてもまだ、建物行政を続けようとしている。
何もコンクリートを否定するのではない。
また被災地には何かと建てなければならないだろう。
必要なのは「コンクリートの建物」ではなく、
「コンクリートなどを使って、”人を守る”建物」なのではないだろうか。
このような被害を再び出さないために。
私はこの候補者には投票しない。

高層マンションのことがなかなか報道されない。
我が家は6階建て、うちは被害が無かったけれども、
5階、6階では相当に物が壊れたそうだ。
高層マンションはどうだったのだろうか。
京王線国領駅近くの建ったばかりの高層建物では、壁にひびが入ったとか。

都市に人が集中する。
人が集中すればするほど、災害に弱くなっていく、
そんな気がしてならない。
今は選挙中、自分の町の防災を考える良い機会と思える。
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さくら考

2011-04-17 00:35:24 | 日本の文化について
桜の花って、本当に沢山なのね。
花見をしていて、そんな声を聞く。

こんなに多くの花を付ける木は、他にはないかもしれない。
普通1つの蕾に一輪の花が咲く。
でも桜は1つの蕾に2輪か3輪の花を付ける。
そこで、そうかと納得する。
「さくら」とは、稲の神の坐る所という説があると先日書いたが、
桜の花の付け方は稲に似ているとかも知れないと思う。
稲は麦に比べ、一株に付ける実の量が格段に多いそうだ。
しかも人間に必要なアミノ酸は7種あるそうだが、お米には6種まで含まれている
そうで、主食としては理想的のものだと聞いた。
満開の桜と、たわわに実った稲穂、重なって見えるのも分かる気がする。

お米で摂れなかったアミノ酸を日本人は何で摂っているかというと、
それは大豆。味噌、豆腐、納豆、黄な粉・・・・・

京都の桜守は、ソメイヨシノの幹を刺して、
これは枝だ
という。
ソメイヨシノは実生が無い。
全て枝を差して増やす。どの木も同じDNA。
枝だから成長は早いし、寿命は短い。
その桜守は言う。
桜と人との結びつきは強い。
だから桜は必ず人に見てもらうようにと、下向きに花を付ける。
こんな花も桜ぐらいだろう。

ワシントンの桜は有名だ。
アメリカ人も酒を飲みながら花見をするのかと思いきや、
飲酒は禁止だそうである。
どうも基本的に桜に対する感覚が、日本人と違っている感じがする。
これは利子を認めない一神教だからであろうか。
その辺りを知る機会があれば良いなと思っている。
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