江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

浅草21世紀  ’11年4月

2011-04-21 00:39:50 | 劇評・他
今回は共演したフリーパーは別の芝居に出ていて休演。
なんとなく淋しい舞台になるかと思っていた。
開演10分前に入ったときは、入りは7割方。
そんなものだろうと思っていたら、その後に入ってくるわ、入ってくるわ
いつの間にか立ち見が並んでしまった。
そして良く笑う。
こんな状況だからであろうか。

見応えあるのは玉川カルテット。
創立メンバーは半分の2人になり、しかもお2人とも背が低いのだが、
見ていてぐいぐい引っ張られる。
ともかく芸に迫力がある。
何度か同じ舞台に立った事があるのだが、こんな迫力は初めてだった。
前後の芸人が吹っ飛んでしまう。
鍛え抜かれた芸人の底力を見せ付けられた。

圧巻は橋達也と真木淳のコント芝居。
「一本刀土俵入り」
元は橋達也と関敬六の持ちネタ。橋の本の付録DVDに載っている。
関敬六の代わりは、多分真木淳にしかできないだろう。
当意即妙、軽妙洒脱、これぞ浅草の笑い。
今後こういうのは見られないだろう。
一見の価値あり。
コメント
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