江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

申し訳ないけれども

2011-04-08 23:18:50 | 日記
震災直後には、我が町のスーパーから鮮魚が消えた。
我が家にとってこれは由々しき事態である。
それが先日は鯵が、昨日は鰯が安く手に入った。
生きが良いのでかみさんは、タタキや刺身にこしらえた。
その美味いこと。
酒が進んだのは言うまでも無い。

原発事故があって鮮魚の売れ行きががた減りし、
仕入れなくなったところが多いとか。
だから安かったのか。
漁師さんには申し訳ないけれども、
我が家には有難いことだった。

茨城県産の野菜が並んでいた。
レタス1玉98円。
チンゲンサイ2株で98円。などなど・・・
生産者には心苦しいけれども、有難く購入した。

今回の震災で、工場が打撃を受けたとかなり報道されているが、
第1次産業が壊滅的な状況になっていることを忘れてはいけない。
とりわけ漁業は深刻な問題だろう。
ただでさえ後継者難だ。
水産庁は個人船主には厳しい。
今回の津波で相当数の漁船が破壊されたが、多分その多くが個人のものだろう。
15人乗りのカツオ船を新造すると、2億円ほどかかる。
そして年齢の問題。
かなりの数の漁師が、海を離れることになるかもしれない。

放射能汚染水が海洋投棄された。
多分魚を食べても、そんなに影響ないだろう。
それよりも、釣っても市場におろすことができるのだろうか。
これからカツオはそのあたりを北上する。
船は九州からも四国からも追っかけてくる。
被災地だけの問題ではない。

ともかく魚を食る、これがまず私にできることだ。
コメント
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