江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

我が町の防災

2011-04-18 23:58:12 | 日記
私の住んでいるところは、市境に近い。
だから隣の市のスピーカーから流れる防災放送がよく聞こえる。

我が町はというと
ない。
我が町はツイッターを使って広報したと、ちょっと有名になった。
ところが、私はツイッターをやらない。
やらない人は多いだろうと思うが、他に方法はないものかと思う。
3月14日の計画停電初日に、広報車が回っていた。
ところがサーッと通り過ぎただけなので、何を言っているのか丸で分からなかった。
どうもちゃんと広報しようとする意識が薄すぎるようだ。
その後一度も広報車はまわってこなかった。
面倒臭くてツイッターになったのかもしれない。

今、選挙真っ最中。
我が家にいろんなチラシが入っている。
読んでいて気になる言葉が目に入った。
「コンクリートから人へ」という与党の言葉を引き合いに出して、
「やはりコンクリートは(地震に)強かった」と。
わが目を疑ってしまった。
津波でごろごろ転がったビル、避難場所として建てられたコンクリートの
建物から流された人々。破壊された堤防。
この候補者は、あの状況を眼にしてもまだ、建物行政を続けようとしている。
何もコンクリートを否定するのではない。
また被災地には何かと建てなければならないだろう。
必要なのは「コンクリートの建物」ではなく、
「コンクリートなどを使って、”人を守る”建物」なのではないだろうか。
このような被害を再び出さないために。
私はこの候補者には投票しない。

高層マンションのことがなかなか報道されない。
我が家は6階建て、うちは被害が無かったけれども、
5階、6階では相当に物が壊れたそうだ。
高層マンションはどうだったのだろうか。
京王線国領駅近くの建ったばかりの高層建物では、壁にひびが入ったとか。

都市に人が集中する。
人が集中すればするほど、災害に弱くなっていく、
そんな気がしてならない。
今は選挙中、自分の町の防災を考える良い機会と思える。
コメント
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