記事はすでに7/4に出ておりtwitter(頑なにXとは呼ばない)でもお知らせ&宣伝していますが、映画感想やらなにやらで日記に書くのが後回しになってしまってた……。
しかし、折しも今日は7/7の七夕ということなのでむしろこのときに紹介するのがちょうどいい気もする。
というわけで、「東方我楽多叢誌」さんにて2本めのレビュー記事を書かせていただきました!
今回は、以絵会友さん・tripper_roomさん制作の東方二次創作ゲーム「ヨイヤミドリーマー」のレビューをさせていただきました。
前回の「魔界の人」と同じく、本作もすでに自分のブログにてレビューしている作品です。しかし、改めてこの作品の魅力をお伝えしたいと思い今回レビューをすることにしました。
本作の魅力については記事にありったけ突っ込みましたのでぜひともそちらを読んでいただきたい。
レビューを書いて思うのは、「同人ゲーム」というジャンルもずいぶん様変わりしたなあということ。
わたくし人形使いが同人ゲームというジャンルに触れたのは、ご多分に漏れず「月姫」、そして同人STGの嚆矢とも言える名作「神威」でした。東方に触れたのはそのあと。
その当時は同人ゲームというのはまだまだ未開拓というか知名度の低いジャンルで、かなりレベルの高いオタクでないと知らないジャンルだったと思います。そしてなんといってもゲームの入手手段が同人ショップか中古屋くらいと非常に限られていました。
そこから雑誌などでだんだん目にする機会が多くなり、今ではコンシューマーに移植されることも珍しくなくなっています。「ヨイヤミドリーマー」もPS4やswitchに移植されていますね。
対して原作である東方Projectシリーズは大部分がsteamに移植されており、「東方深秘録」などの一部のタイトルはコンシューマーにも移植されています。しかし、原作STGは2024年7月現在もコンシューマーには一切移植されていません。
これは我楽多叢誌にて編集をされている土露団子さんとお話していてなるほどなあと思ったんですが、パソコンを持っていない小中高生といった若い世代にとっては、今ではむしろコンシューマーに移植されている東方同人ゲームが東方に触れるための入口になっているという逆転現象が起きているんですね。本当に時代は変わったもんだなあ……。
なので今回の記事は、土露団子さんから「特に小中学生に向けてアピールできる記事にしてほしい」とのお願いがありました。そうなっていればいいんですが。
東方界隈ももうずいぶん長いこと変化を繰り返しながら続いているジャンルで、界隈の状況も自分の世代の物差しだけでは測れなくなっていると感じます。
そんな東方界隈で、今回の記事が新しく東方に触れようとする若い世代の東方ファンの後押しとなってほしい。それだけが私の願いです。(ひぐらし)