A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

塚口サンサン劇場「RRR無発声マサラ上映」2ndRRRound行ってきました!

2022-12-10 23:22:45 | 映画感想
 はい、というわけで前回に引き続きチケットは余裕の1分完売となった塚口ナートゥ2ndRRRound、今回も気合と根性でチケット入手できたので行ってきました!
 
 
 火薬銃は言うまでもなく前回だけで使い物にならなくなったので新しく購入。火薬銃業界はそろそろ5時間撃ちっ放しでも平気な火薬銃を開発していただきたい。もしくは200発くらい一気に装填できるやつ。
 それはともかく、2回目も待合室はそれっぽい人たちのそれっぽいオーラで充満しており完全にこれから映画を見る空気と容姿ではありません。バーフバリの戴冠式かな?
 そして今回も人智を超越した塚口の福利厚生が火を吹くぜ!!
 
 
 早速の入場者特典の配布。当然配っているのはお客さんです。お客さんが入場者特典を配布するのは塚口だけ! というかこのイラストTwitterで見たぞ。
 もはやなんかもう親戚の集まりか町内会みたいになってきてて笑えます。
 そして今回は劇場の方からも入場者特典が!
 
 
 作品のキーアイテムでもある旗が配布されました。もはや腕がへしヘシ折れるまで振るしかない。
 当然旗の文字は戸村支配人自らの血で書かれています。うそです。でもサンサン劇場はそのくらい平気でやりそうなんだよな……。
 そんな感じで入場前からいきなりアイテムが充実してしまいました。
 そして開場時刻になったので入場。中はこんな感じ。
 
 
 スクリーンに燦然と輝くRRRの応援上映のお約束。そして場内には「ナートゥ」が流れており、まだ上映も始まってもないのに会場のボルテージがギリギリまで膨らませた風船みたいに膨らみきっているのを感じます。針のひと刺しがあれば会場の熱気は一気に開放され兵庫県はガメラ2みたいに焦土と化すでしょう。
 そして上映時刻となり、針のひと刺しこと戸村支配人が登場すると同時に会場の熱気が一気に開放されます。いや皆さんもう少し加減というものをですねYEAHHHHHHHHHHHHHHHHHッッッ!!!(火薬銃撃ちまくり)
 このように塚口サンサン劇場のマサラ上映に参加するとIQがはんぺん並になるので注意が必要です。
 壇上に上がった戸村支配人がのあおりに合わせて会場の拍手とタンバリンとクラッカーはどんどんスピードアップ! この時点で通常の映画鑑賞に要するカロリー500本分が消費されており、常人ならば肉体に蓄積されたすべての養分をすべて消費して乾燥したバナナの皮みたいにペナッペナになるところ。
 しかしながら鍛え上げられたマサラ参加者はこの熱狂からエネルギーを回収できるのでまさに夢の永久機関!
 すでに館内には火薬の匂いと紙吹雪が充満しておりこのブログもすでに1000字を超えているんですが、まだ映画始まってないんですよね。やっぱおかしいよこの映画館。
 などと一瞬正気に戻りかけますが、映画が始まったのであと3時間は正気に戻れません。
 恒例の全興連のコロナウイルス注意喚起動画と映画泥棒を経て、いよいよ「RRR」開始(はじめ)ッッッ!!
 もう本編開始どころか「DVV」のロゴが出た時点で条件反射で拍手喝采、いきなりクライマックスなラーマVS暴徒1万人、血湧き肉躍るビームVS虎で大盛りあがりですよ。もうクラッカーが何発あっても足りないし、ハンドベルは常に鳴りっぱなし。
 サンサン劇場のマサラ上映でやりたいことをすべてやろうとするとクラッカーに拍手に火薬銃にタンバリンにサイリウムにハンドベルなどなどをこなさなくてはいけないので、最終的に手の本数が足りないという問題に直面することになります。
 そして今回異常に盛り上がったのが言うまでもなくナートゥですよ。全員起立のうえ膝の軟骨が摩滅するまで踊り続けなくてはならない命をかけたダンスバトル!! 映画を見に行って踊り疲れるとかどういうことだよ。
 このシーンの盛り上がりを正確にお伝えする語彙をわたくしは持ちませんので気になる人はいいから参加しろ。今回のナートゥの一体感はなんかもう宗教的法悦すら覚えますね。Twitterで一人参加を気にする声もありましたが、塚口のマサラ上映の一体感の前では「個」はその形質を失い、我々は映画と、映画館と、観客という概念を超越したひとつの「存在」となるのです。(ぐるぐる目)
 などといった感じで順調に正気を失いつつ火薬銃とハンドベルを鳴らしまくります。なんかもう右手の感覚がだんだんなくなってきたんですけど。
 宇宙一かっこいい肩車のあたりになってくるともう全身汗だくになってました。サンサン劇場はぜひともマサラ上映中のシアター内の温度変化データを公開していただきたい。
 そして本作、スタッフロールまで勢いは衰えません。そしてこの段階まで来るともうなにがなんだかわからなくなっています。ヤバめの白い粉をキメててもこんな状態にはなりません。
 前回と同じく、スタッフロールで我らが創造神ことS・S・ラージャマウリ監督が登場した瞬間にこれまでで最大の拍手喝采&クラッカー&火薬銃が炸裂し劇場震撼。「RRR」における好きポイントはまあ全部なんですが、あえてひとつだけ挙げるとすればここかも。世に映画監督数あれど、スタッフロールでこんな見事なキメ顔かます映画監督はなかなかいませんよ。
 そして興奮の中で2回目の「RRR」マサラ上映は無事終了。いやー楽しかった! 普通の映画館では決して味わえない興奮と一体感を今回も五臓六腑で楽しませて頂きました。
 戸村支配人は2回目にとどまらず、3回目4回目をやる気満々のようなので、こちらも相応の体勢で望まなくては無作法というもの。まずは火薬銃のリロードを2秒でできるように練習するか……。
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