A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

夏コミ戦利品レビュー・東方編その7

2024-08-31 12:36:23 | 同人誌感想
 いよいよ台風が来て引きこもり確定なので、こういうときこそ時間のかかる総集編の感想を書いていくのだ。
 
・ぴょこっと!東方!総集編! カラー漫画総集編①(ぴょこっとついんて!)
 今回の夏コミで初めて手に取ったサークルさん。現代人のボロボロでゲドゲドに疲れ切った心に実に染み渡る癒やし効果の高いぷにぷにした絵柄が魅力のサークルさん。作品の内容もその絵柄に違わず癒やし効果が高いほのぼのマンガなので疲れた心に染み渡ります。世の中まだまだ捨てたもんじゃねーな……。
 それでは収録作品ごとに感想を。まずは「ぴょこっと!東方!総集編!」から。
・チルノのことが大好きな大ちゃんの漫画
 登場するキャラが誰も彼もほのぼので穢れきったわたくしの心には眩しすぎる……。タイトル通りチルノ大好きな大ちゃんが健気で泣けてきます。特に幽香の話を聞いてまねっこしてる大ちゃんが可愛い。
・酔っぱらい異変…?
 幻想郷では日常では?と思われる酔っぱらい異変ですが、その裏には密造酒が絡む大きな陰謀が隠されていた! なんかもう霊夢がやってることが全体的に両津勘吉で笑ってしまう。幻想郷の流通はどうなってるんだ。そして魔理沙の「いやな商売だぜ……」のマジレスに笑ってしまう。
・メリーはれんこと大学生っぽいことがしたいっ!!
 蓮子との別れを予感させる夢を見たことで不安になったメリーが、蓮子と思い出を作りたくて奔走するお話。もうね、やってることの全部が全部直視できないほどにかわいい。無限にイチャイチャしててほしい……。
 反面、東方カップリングの中でも特に結びつきの強い秘封倶楽部につきものの「別れの予感や不安」もしっかり表現されています。こういうほのぼのした絵柄だと効くんだよな……。
・ネコ耳異変…!?
 ほのぼの二次創作のお約束とも言えるネコ耳生えちゃった異変。お約束ですけどこういうのはなんぼあってもいいですからね。
 もうこの絵柄ですでに可愛いのにネコ耳なんて生やされたら可愛いの過剰摂取で病院送りですよ。そして出番は2コマしかないにも関わらず致死量の可愛さのネコ耳ルーミアがありがてえありがてえ。
・てゐのう詐欺に要注意…!?
 優れた作品というのは紙面から書き手の趣味嗜好が伝わってくるものですが、本作からはてゐが好きで好きで仕方ないんじゃーい!という情熱がビンビンに伝わってきました。
 詐欺を繰り返すも結局は周りから感謝されてて困惑するてゐが非常に可愛い。最後のオチが超巨大フライパンというのもなんだかメルヘンで好き。
・てゐのなんでも屋さんとまりさのなくしもの。
 描き下ろし作品。
 魔理沙がなくしたなにかをてゐが探すお話。魔理沙にしれっと押し切られてるてゐが可愛い。
 
 続いて「カラー漫画総集編①」の感想を。
・ナズーリンのなくしもの
 困ったところにてゐの姿あり。というわけで今回はナズーリンのなくしものを探すついでに泥沼ビジネスを展開する……っ!
 とかやっておきながら悪い子になりきれてないのが実にほほえましい。フルカラーになってメルヘン度が上がってるのもいいですね。
・凶悪な魔物を見たらしい……!?
 幻想郷に謎のきょーあくなまものが出現! その魔物を倒すべくチルノが立ち上がる!
 本サークルさんの作品はちびっこたちがたいへん可愛らしいんですが、本作は特にたくさんのちびっこがわちゃわちゃしてて楽しいです。小学生向けの学習雑誌の漫画な雰囲気を感じました。
・蓮メリのタイムカプセルどこ埋めた!?
 3年前に埋めたタイムカプセルを蓮メリが探すお話。タイムカプセルを埋める風習って今もやってるんですかね。
 思い出をたどってたどって行き着いたタイムカプセルの中身は空っぽだったというこのオチ、実に秘封倶楽部で好き。
・グレチェン!?
 東方二次創作ではたいていいい子として描かれる筆頭である橙がグレてしまった! 藍さま卒倒するんじゃないのこれ。
 ……とか思ってたらそういうことか。これまた児童書みたいな内容でいいなあ。そもそものきっかけが子供らしい嫉妬というのがまたいい。
・てゐが水を1本1万円で売る闇ビジネスに手を出す……!?
 タイトルが露骨に危険なんですが!?
 てゐ以上の詐欺をやらかすデンジャラス狐こと典の陰謀が幻想郷を襲う! ねずみ講じゃねーかこれ! この絵柄でこういう具体的な闇ビジネスやられるとなんか怖い。
 そしてこれに対して正当なビジネスをカウンターとして持ってくるのがいい。子供らしいままごと感があるのも好き。
・描き下ろし
 本サークルさんにおける素直でいい子代表が橙なら、ひねくれてて素直じゃない子代表がてゐなんでしょうかね。それがわかる1篇でした。
 
 今日はここまで。
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デスストのやりこみを再開してます。

2024-08-30 23:53:05 | ゲームな話
 もろもろの原稿の息抜きにあくまでも息抜きに、未だトロコンしていなかったデスストのやりこみを再開しました。
 未コンプ要素はS評価とメモリーチップとあといろいろ。国道はすでに全部復旧しているのであとは全ミッションS評価を目指してプレイしてます。
 しかし攻略サイトを見てみると、最高評価であるLegend of Legend of Legendは難易度ハードでしか獲得できないということなので実質全ミッションをもう1周しないといけないようす。こうなると国道があるおかげでスムーズに移動できる分、東部より中部のミッションのほうが簡単かも。
 というわけで先にメモリーチップをコンプすることにしました。メモリーチップはほぼ集めていたので残っていたのは10個未満。なんで見つかってないの?って思うようなところにあるものもあればこんなん分かるかい!と思うものもあり。まあ残り数は少ないので近日中にコンプできそう。
 ミッションの方もジップラインで各配送先を結んでいけば僻地への配達も楽にできるようになると思うのでじっくりやっていこうかな。というかPCではオープンワールド系のゲームを大量に抱えているので容量がでかいゲームを優先してやっていかないと容量が持たないんですよね……。
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夏コミ戦利品レビュー・東方編その6

2024-08-29 23:23:04 | 同人誌感想
 もう8月も終わってしまう。9月に入ったら年末なんてあっという間なので夏コミ戦利品レビューをどんどん進めていきますよ。
 
・クッキング式 狐に翼(小豆粥)
 獣王園にて明かされた藍さまの過去で八雲一家メインで活動していたサークルさんはとんでもない衝撃を受けていましたが、本サークルさんはそのへんをうまーく調理していると感じます。
 饕餮は本サークルさんの作品では頭身の低いちびキャラで描かれていますが、藍さまとの関係性が「過去にイロイロあったけど今はそれなりの関係に落ち着いている」というオトナな関係であると同時にご飯に誘われただけで大はしゃぎしたりおてて繋いだだけで顔赤くしたりという子供なところが両立してるというなんというか絶妙なバランスで成り立ってるキャラ付けになってるのが印象的です。
 そして週刊文(あや)春で腹抱えて爆笑しました。
 さて本サークルさんは東方二次創作界隈きっての飯テロサークルとして名を馳せているわけですが、本作はこれまでのどの作品よりも飯テロレベルが高いので注意が必要です。
 なんといっても唐揚げ山盛りですよ。あーだめだめこれはいけません。わたくし人形使いは優れた作品というのは「見るものにそこにないはずの情報を感じ取らせるもの」という持論を持っているんですが、本作16ページからは揚げたて唐揚げの香ばしい香りと油が始める音が感じ取られてこれだけでご飯食べられるレベル。
 そして本サークルさんの作品にはさまざまな蘊蓄が詰め込まれているわけですが、あの形の唐揚げを「チューリップ」って言う話は初めて知りました。勉強になるなあ。
 
 今日はここまで。
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夏コミ戦利品レビュー・オリジナル編

2024-08-28 19:58:41 | 同人誌感想
 台風が来てるので大人しく引きこもるのだ。
 
・サン・モーニンの本 創作RPGのちょっとした設定とラフ画(泥船海運)
 本作は泥船海運のこうばさんが製作したオリジナルRPG「サン・モーニン」の設定資料集となっています。ゲームの方は夏コミ原稿が忙しくてプレイしてなかったので先に設定を楽しませていただきました。ゲームの方はまた改めて感想を書こうと思います。
 設定に関してですがフィジカルで戦う脳筋タイプ多すぎだろ。パーティバランス大丈夫なのかこれ。
 そうそうモーニングスター使いのモーニンさんはもともとイラストが先に出たんでしたよね。というかモーニンとハーマンって変装してたのな。
 あとこうばさんはこれまでもオリジナルのファンタジー漫画を描かれていますが、そこでちょくちょく登場してたおっさんキャラが地味に好きだったので本作ではおっさんが充実してて俺によし。そして悪玉ブラック団と宇宙皇帝アクダーマの関係性が気になります。あとこれまたイラストが先に出てたドワーフ戦士のワッフルさんの登場が待ち遠しいところ。
 登場キャラではハイピースさんがいちばん好きですかね。中盤あたりで闇落ちしそうな気がする。あと本作の世界観はほかのファンタジー作品とつながってたりするんでしょうかね。スペッチ先生とか魚THEお姉さんとか隠しキャラで出てこないかなあ。
 
 今日はここまで。
 
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塚口サンサン劇場「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」「悪魔のいけにえ」見てきました!

2024-08-27 23:37:16 | 映画感想
 いよいよ台風が近づいてきたので、行けるうちに行っておこうということで久しぶりの稽古&映画に行ってきました。
 というわけで今日見てきた1本目はこれ!
 
 
 もはやどのジャンルを見ても必ず存在する「ゾンビもの」というカテゴリをこの世に生み出したジョージ・ロメロ監督の伝説的作品。
 そういやこの作品ちゃんと見たことなかったのでいち映画好きとしては見ておかねばということで見てきました。というかこの作品、wikiによれば2022年の4Kリマスター版の公開まで劇場未公開だったのか。
 そしてモノクロ映画時代の作品なんですよねこれ。1968年……。この時点で、なおかつこの1作で2024年現在まで伝わる「頭部及び脳を破壊することで撃退できる」「火に弱い」「一度死んでいるので動きは鈍い」といったゾンビ像を完成させているという衝撃を身を以て体験できました。
 いやーシンプルに面白いですこの作品。そりゃあビジュアル面は時代的にド迫力のCGバリバリと言った方向性の作品ではないんですが、それでも「蘇った死体が周囲にあふれる一軒家での恐怖の一夜」というシチュエーションだけでこれだけ飽きないのはまあ素直にすごいとしか言いようがありません。
 そしてその内容も、「墓場で突然ゾンビに襲われる」「一軒家で籠城」「すでに噛まれてしまった家族」「生存者のあいだでの軋轢」「ラジオやテレビから伝えられる絶望的状況」といったゾンビもののお約束が全部入り! 要するに本作はロボット系SFにおける「我はロボット」なんですね。
 「原点にして頂点」という言葉がありますが本作はまさにその言葉がふさわしい作品だと言えるでしょう。
 そして本作で非常に衝撃的だったのが、明白な食人描写があったこと。「人間を食い殺す」ではなくて明確に「人肉を食べている」ってシーンが描かれているんですよね。これはかなりの衝撃でした。本作はいろんなタブーに挑戦した作品だそうですが、実はここが最大のタブーだったのでは。
 次はこの作品!
 
 
 みんな大好きエド・ゲイン事件をモデルにしたという、いわゆるスラッシャー映画の魁となった名作です。でも今さっきwiki見てたらエド・ゲイン事件はあとから本作と結び付けられていて、モデルとしたって話はあくまで通説だそうですね。
 この作品も過去に見たような見てないような……って感じだったのでこの機会に見てみることに。少なくともスクリーンでは見てないからな。
 わたくし人形使いはいわゆるスプラッター映画に対しては人間がポンポン景気よく死んでいくアッパー系の印象を強く持っているんですが、本作はどちらかと言うと人骨で作ったオブジェやどんどん逃げ場がない場所に追い詰められていくじっとり感、生存者たちの関係がどんどんギスギスしていく居心地の悪さが強い印象でしたね。
 こないだ覚えたての単語なんですが、死体や人骨で作るオブジェって「エフィジー」っていうらしいですね。醜悪かつある種の美をも感じさせる各種オブジェはとてもよかった。
 レザーフェイスをはじめとする殺人鬼ソーヤー一家もなかなかイカれてて好き。このソーヤー一家も殺人鬼的な強さって言うよりは情緒不安定で何考えてるかわからない厭さがあって割と意外でしたね。特に次男のヒッチハイカーの支離滅裂な言動は怖いというより気持ち悪い。
 そしてスラッシャー映画の醍醐味のひとつが「だれが生き残るか」と「ラストガールの悲鳴」なわけですが、わりと生き残りそうだったフランクリンがチェーンソーで真っ二つになったのはけっこう意外でした。そしてマリリン・バーンズ演じるサリーの悲鳴は見事。
 直接的なゴア描写は実はそんなに多くありませんでしたが、前述の通り本作はどちらかと言うと雰囲気や空気感で厭さを出してくる作品だったので、意外に傾向的にはジャパニーズホラー的な味わいを感じましたね。
 
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夏コミ戦利品レビュー・東方編その5

2024-08-26 20:47:57 | 同人誌感想
 いよいよ台風が近づいてきている予感がするので食料の買い込みもしておかなくては。
 
・あたいとげんそーきょー 吸血鬼の夏休み(北国もやし製造所)
 チルノが活躍する「あたいとげんそーきょー」シリーズ、今回はフランちゃんが主役。
 本サークルさんの「あたいとげんそーきょー」シリーズは一貫してフルカラーで描かれているんですが、本作は特に見開きの鮮やかさにフルカラーのメリットが思いっきり出ていて清涼感を感じました。こうした季節感を思いっきり全面に出した作品はやはり色が着いてるだけでインパクトが違いますよね。
 そして頭身が小さいフランちゃんがkawaii。東方二次創作では「外の世界を知らない」というファクターはさまざまに解釈されていますが、本作ではフランちゃんが外に出るきっかけを作ってあげるのが同じ引きこもりキャラのパチュリーというのがいいですね。
 そこから物理的な意味ではなく精神的な意味でフランちゃんを「外の世界」に引っ張り出していくのが我らがチルノというのがまたいい。本作では「新しい価値観」を持ち込む役割なんだよなチルノ。そしてそこから発生するのが一方的な破壊ではなく対等の立場としてのケンカというのが実にいい。
 しかし本作の白眉はラストでチルフラからのレミパチュになるのがとてもいいんですよ(ろくろ)。いやさりげなーくやってる感じですが実際こういうカップリング間の関係性の移行ってそんな簡単にできることじゃないと思うんですよね。実に上手い。
 
 今日はここまで。
 
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夏コミ戦利品レビュー・東方編その4

2024-08-25 19:57:29 | 同人誌感想
 台風が近づいてきているので外出できるあいだに外出しておかねば。
 
・仮設博麗神社で縁側座談(葉庭の出店)
 いったい何年仮設のままなんだろうか、台風でも来たら終わりじゃねーか……と心配になってしまう本サークルさんの新刊は、やっぱりまだ仮設状態の博麗神社で繰り広げられる井戸端会議。
 やっぱりこのサークルさんの翠香は巫女装束じゃないと落ち着かない気がします。
 前回では平行世界からやってきた翠香が登場しましたが、今回はまたさまざまなIFバージョンのキャラが登場します。そのなかでも商人バージョンと魔法少女バージョンの魔理沙はここだけで終わらせるにはもったいないくらいかわいいので再登場希望。巫女レミリアも中二病全開で好き。
 次回は作画コスト全開の並行世界キャラ400人くらい出てくる展開を期待してます。
 
 今日はここまで。
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夏コミ戦利品レビュー・東方編その3

2024-08-24 23:59:43 | 同人誌感想
 関西の方はいよいよ雨脚が強まってきて台風の予感。しかしわたくし人形使いは粛々と戦利品レビューを進めるのみ。
 
・八雲式~夏之捨玖~(SASUKEの里)
 東方界隈きってのヤクモスキーことSASUKEさんの新刊は、現在いろんな意味で世間を騒がせているAIがテーマ。
 幻想郷いちのいらんことしいとして名を馳せる紫様の手によって爆誕したAI藍さまとオリジナル藍さまの血で血を洗う戦いが始まる!
 古の東方二次創作ではしばしば魔理沙ロボやらメカにとりやらパチュリーロボやらといったメカが大量発生してた時期がありましたがメカ藍さまは初めて見たかも。
 「こちらのフェイントにずっと同じ反応するのレトロ格ゲーのCPUみたいだなお前」には腹抱えて笑いました。そして勝負の行方は藍さまが圧倒的なオカン力(おかんぢから)を見せつけて大勝利。やはり家事で藍さまに勝てるものなど存在しないのだ。
 あと久々におかず抜きの極刑に処されて大泣きの紫様が見られて満足です。そういや今回マミゾウさんが虐待されてないな。(メシ抜き程度はもはや虐待に数えられない)冬コミ新刊での充実の虐待に期待です。
 
 今日はここまで。
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夏コミ戦利品レビュー・東方編その2

2024-08-23 23:26:23 | 同人誌感想
 ※この日記は8/24の昼に書かれていますが気にしてはいけない。
 
 9月に入ったら速攻で紅楼夢と冬コミなのでどんどん進めていきます戦利品レビュー。合わせて紅楼夢原稿と冬コミネタまとめとGCR二次創作小説も進めていかねば。だれかたすけて。
 
・キャピキャピキャッピ(泥舟海運)
 毎回翠香さんが人知れず、あるいは大々的にひどい目にあう本サークルさんの新刊は、早苗さんと菫子のJKコンビwithてんこちゃんによる幻想郷食べ歩きツアー。
 本サークルさんの作品ではしばしばさなてん描写が見受けられてウフフといった感じですが、JK仲間である菫子が登場してからなんだか三角関係になってて俺によし。
 本作ではそんな3人がキャッキャウフフしながら買い食いを楽しむお話。別段大事件が起こるとかそういう展開はないんですが、本サークルさん書かれるところの幻想郷は町並みやお店がしっかり書き込んであるので日常感があって好きなんですよね。
 あと3人で写真撮ったときの身長差にこだわりを感じます。
 そしてやたらといろんなビジネスに手を出している紅魔館。咲夜さんとパッチェさんの苦労が忍ばれます。
 
 今日はここまで。
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夏コミ戦利品レビュー・東方編その1

2024-08-22 20:25:54 | 同人誌感想
 さて、8月ももう終りが近づいてきているのでどんどんやっていきます夏コミ戦利品レビュー。8月が終わったら紅楼夢の10月なんてすぐだからなあ。
 
・世にも奇妙な幻想郷4 パチュリーの遭難(さばーい出版)
 毎回新刊2冊出しててすごいなーと思っているタイのサークルさん。今回はホラーと遭難の2本立てです。
 「世にも奇妙な幻想郷」シリーズもこれで第4弾、今回は日本ではあまり馴染みのないタイの妖怪が恐怖を巻き起こす!
 このサークルさんは以前にもタイの妖怪を題材にした作品を出してましたが、こうしたお国柄というかお国ネタがある作品はタイのサークルである本サークルさんにしか出せない味だと感じますね。今回登場したタイの妖怪は飛頭蛮とも関連するピー・ガスー以外は知らなかったので勉強になりました。
 事態に巻き込まれた紅魔館の面々のリアクションもそれぞれで個性が出ていて面白かったです。特にサイレントヒルのナースに肉体改造されて健康になる流れは見抜けなかった、この海のリハクの目を持ってしても。
 「パチュリーの遭難」、数ある東方キャラの中でも自活能力がほぼゼロに近そうなパチュリーがまさかの遭難! パチュリーはこの先生きのこることができるのか!
 あとがきを読んでて気がついたんですが、たしかにこのサークルさんのパチュリーのやってることと言ったら引きこもってゲームしてるかゴロゴロしてるかで1回も魔法使ってない! いいのかそれで魔女として。
 命がけのサバイバルに奮闘するも日頃の不摂生がたたってすべてが上手く行かなパチュリーさん、引きこもりオタクあるあるで笑えます。5時間38分の遭難お疲れ様でした……。
 このサークルさんのめーりんなら30年くらい普通にサバイバルできそう。
 
 今日はここまで。
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