どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『開館記念特別展Ⅲ 大観と栖鳳-東西の日本画-@山種美術館』なのだ

2010年03月28日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2010年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

山種美術館で 3月28日まで開催していた<開館記念特別展Ⅲ 大観と栖鳳-東西の日本画->を見に行ったのだ


えこうわ 恵比寿(広尾)に移転する前の 千鳥が淵の山種美術館にわ 結構行っているから 行く気わ なかったらしいけど ぼくわ 竹内栖鳳の<班猫>を見たかったので 連れて行ってもらったのだ


ぼくが気になった作品をちょっとご紹介するのだ

<班猫>わ 2年ぶりの展示だったそうなのだ ぼくが見てると 絵の中の猫が 『なんだ このやろー』とか 『なに見てるんだ』と言っているような気がしたのだ

でも グリーンの瞳が特徴的で なんか友達になれそうな気がしたのだ


『大観と栖鳳』の展覧会名なので 横山大観の絵もご紹介するのだ

<心神>という作品で 雲海の中に 富士山が浮かぶ作品なのだ

解説に書いてあったけど『美術館を作るなら』という条件で 購入を許された作品なのだ


あと 下村観山が気になったのだ

えこうも初めて見た屏風絵で<老松白藤>わ 良かったのだ

この作品わ 六曲一双の金屏風で 巨大な幹の松と 松の枝に絡む 藤の花が描がかれていて なぜか圧倒されたのだ あと 左隻の5扇目に クマバチらしきハチが描かれていて 遊び心があったのだ


大観と栖鳳以外にも たくさんの人の絵が展示してあったけど それわ えこうに任せるのだ

この展覧会わ 終わってしまっているけど ぼくわ 栖鳳の<班猫>を見れて良かったのだ あの猫ちゃんにわ またお会いしたのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


山種美術館 <開館記念特別展Ⅲ 大観と栖鳳-東西の日本画-> 終了しました

http://www.yamatane-museum.jp/exh/archives/exh100206.html




展示構成

第1章 横山大観と東京画壇

第2章 竹内栖鳳と京都画檀

56点を展示していました。


気になった作品

8.横山大観 木兎

クリっとした目とふっくらした体型の木兎(ミミズク)が描かれている。栖鳳の<班猫>の隣に展示して可愛い対決!をしてみても良かったかも?


12.横山大観 心神

雲海の中に浮かぶ富士山が描かれている。解説だと『どっしりとした神々しい富士山』と書かれていました。この作品は美術館を作るのならという条件で購入を許されたそうです。


13.下村観山 老松白藤

六曲一双の金屏風に巨大な幹の松と、松の枝に絡む藤の花が描かれている。遊び心?で、左隻の左端の方に熊蜂らしきハチも描いていた。山種美術館は何回も行っているが、この作品が初めて見たかも?


17.菱田春草 釣帰

上部の木々が霧に包まれているかのように描かれている。川(水)に関する題材なの掛け軸の中回しに流水の布が使われている。


18.菱田春草 月四題のうち 春 (4幅対のうち)

微かな月明かりに桜が咲く図。水墨画だが、花弁の中央のみ白い胡粉を足していて落ち着いた印象。何枚もの花びらが舞い落ちる姿にはかなさを感じる。


20.鏑木清方 伽羅

たぶん、サントリー美術館の鏑木清方展で見たような・・・?

あやめ(菖蒲?)と朝顔の柄なので初夏を連想させる。絵が描けている枕は、香を仕込んで髪に香の香りをつけるもので、枕の文様にも合わせ香の記号がある。


32.竹内栖鳳 班猫 (重要文化財)

今回で3回目、いつ見てもいい。グリーンの瞳が特徴的で、背を向け顔だけこちらを見ている。ちょっと生意気そうな表情が猫らしく愛らしく思える。


37.竹内栖鳳 蛙と蜻蛉

12匹ものカエルが描かれていて「カエルの行進」のようで楽しそう。解説には、『本作を製作する際に、庭や畳の上にたくさんのカエルを放ち、跳びはねるカエルの動きをみるため10日もの間観察を続けたという。』


39.竹内栖鳳 鴨雛

餌箱のまわりにいる3羽のカモの雛がいるが、その1羽がお腹を向けてダラーンとしている。緊張感のなさが面白い。


41.竹内栖鳳 艶陽

ヘビって、あまり美しいとか思わないけど、この作品に描かれているヘビは体が色合いがいいからか、美しいと感じた。


48.橋本関雪 霜の朝

巣から出てきた?白いリスが描かれている。可愛らしいのだが、野性を感じさせるような緊張感も表させている。


56.山口華楊 生

戦前、生まれたばかりの子牛を見て大変感動し、後年20年かけて描いた作品。子牛の無垢な表情がいい。


2年ぶりに展示された<班猫>が見ること良かったです。やはり何度見てもよいと感じます。大観の<心神>の雄大さ、清方の<伽羅>美しさなど、様々な作品を見ることが出来て満足です。

やはり山種美術館は良い作品を所蔵していると改めて思いました。



この後わ 恵比寿駅に移動して 駅の近くにある<俺のハンバーグ山本 太陽>でランチをしたのだけれど そのことわ また 今度書くのだ(※このお店わ 閉店したようなのだ)



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