どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『村上隆の五百羅漢図展@森美術館』なのだ

2016年01月30日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<フェルメールとレンブラント 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展>を見たぼくらわ 森美術館3月6日まで開催している<村上隆の五百羅漢図展>を見たのだ



写真撮影がOKで いろいろ撮ったけど まずわ ぼくが気になった作品をご紹介するのだ

1番良かったのわ 合わせて100メートルの大作<五百羅漢図>の4点なのだ

これわ <五百羅漢図 青竜>なのだ


↓クリックすると大きな写真で見れるのだ




向きが逆だけど 2012年の<ボストン美術館 日本美術の至宝>で見た 曾我蕭白の雲竜図に似ているって思ったのだ

こっちの方が色もカラフルで 目もグルグルな感じだから よりユーモラスなのだ

↓こちらが 似ている<雲竜図>なのだ(クリックすると拡大するのだ)


解説に載っていたけど クルクルな波の表現わ 曾我蕭白の<風仙図屏風><群仙図屏風>などからヒントを得ているそうなのだ 


↓こちらがヒントとなった<風仙図屏風>・<群仙図屏風>なのだ(クリックすると拡大するのだ)
 


このクジラと 白象わ 若冲の<象と鯨図屏風>へのオマージュだそうなのだ




↓オマージュとなった<象と鯨図屏風>の画像も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



体の中から仏様を出しているのだ


↓元ネタ?となっている五百羅漢図の<畜生>の画像を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



小さく描かれた羅漢さんも ビームを放っているみたいで 面白いのだ





<五百羅漢図 白虎>なのだ


↓クリックすると大きな画像で見れるのだ



猫みたいな<白虎>がいるのだ



こちらわ 夢を食べる<獏>もいたのだ


いろんな動物がミックスされているみたいだけど 鼻も長くて ちょっと象っぽく思えるのだ


<五百羅漢図 玄武>なのだ


↓クリックすると大きな画像で見れるのだ



タイトルわ 玄武ってなっているけど 玄武わ 描かれていなくて 龍みたいな<蜃>を蛇に見立てて 中央に描かれている山を 亀と見立てて 2つを合わせて 玄武を表したみたいなのだ





メイキングの映像にあったんだけど 謎のオリジナル霊獣が描かれている場所にわ <玄武>を描く予定だったのだ



シシ神様もいたのだ



中国の霊獣の<白沢>なのだ



<五百羅漢図 朱雀>なのだ


↓クリックすると大きな写真で見れるのだ



中央にわ 手塚治虫の火の鳥のイメージも入っている<朱雀>が描かれているのだ



天使のような<迦陵頻伽>もいたのだ




入口に 羅漢さんにふんした村上隆の像がいて ちょっと怖いのだ(※作品名わ わからずなのだ)


ちょっとリアルで気持ち悪いのだ しかも 一定時間?経つと 4つの眼がぐるぐるとなったり お経?を唱えたりするのだ


作品を見終わると 休憩スペースがあって モコモコとした四神の乗り物みたいなのがいたのだ



これわ 白虎なのだ



玄武?なのだ



出口の方に <青竜>と<朱雀>もいたのだ


可愛いし 乗り物っぽいから 乗ってみたかったのだ


合計で100メートルもある 4点の<五百羅漢図>の大作わ すごくて この作品を見るためだけに 展覧会に行く価値のある作品だと思うのだ



ここから先わ えこうの感想を載せるのだ

森美術館 <村上隆の五百羅漢図展> 3月6日(日)まで

http://www.mori.art.museum/contents/tm500/index.html

作品リスト
http://www.mori.art.museum/contents/tm500/image/works_list_jp.pdf




展示構成

727系、円窓、抽象

達磨

≪五百羅漢≫への道「ニッポン絵合わせ」

DOB君(Mr.DOB)

五百羅漢図-「青竜」「白虎」

五百羅漢図-「玄武」「朱雀」

現在・過去・未来

50点ほどの作品が展示しており、写真撮影OKでした。


展示順に気になった作品を載せます。

宇宙の深層部の森に蠢く生命の図




クリックすると大きな写真で見れます。




↑上に載せた3点合わせた作品のようで、個別にも名前が付いていました。


玉座に鎮座する唐獅子


唐獅子の頭には、百花の王「牡丹」が乗っています。



中央は、<天空の城>。どるちの方に載せていますが、五百羅漢図「玄武」の蜃とそっくりです。



左には、<四天王>、右には、<釈迦降誕>が描かれています。





この可愛いパンダたちの絵は、<生命の希望>だそうです。



宇宙の産声







中央のタイトルは、<真っ白シロスケ>、左右のタイトルは、どっちがどっちだか、あやふやですが<南無八幡大菩薩>と<君は空洞、僕も空洞>。


3点とも白い部分には、ガイコツの模様がありました。



達磨大師



左側<慧可断臂 直指人心 見性成仏 更問如何 南無阿弥陀仏> 右側<慧可断臂 心、張り裂けんばかりに師を慕い、故に我が腕を師に献上致します>



この作品にも、ガイコツの模様がありました。



大仏オーヴァル シルバー


裏側にも顔があります。


左側<死の縁を覗き込む獅子>、右側<この世の無常を喰ろうて候>


↓クリックすると個別の作品が見れます。
   


荒城の月



竜頭 Gold


別角度から



欲望の炎-金



後ろにあるのが、<見送り、来迎図(制作中)>です。








写真ばっかりになりましたが、面白い作品が多くて、楽しかったです。

まだ、会期が1か月くらい残っていますし、オススメの展覧会だと思いますよ。


今回も素晴らしい作品を見れましたし、美味しいものをたべることが出来て大満足でした。

ありがとうございます。