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どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『対決―巨匠たちの日本美術@東京国立博物館』

2008年07月17日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログは、2008年に違うサイトに載せたものを再編集したものです。

東京国立博物館へ行って<対決―巨匠たちの日本美術>を見ました。

東京国立博物館 平成館 <特別展 対決―巨匠たちの日本美術> 8月17日(日)まで

http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=502


今回は、展示替えがあります。前期が7月27日(日)まで、後期が7月29日(火)~8月17日(日)まで(※作品によっては、1週間しか展示しない作品ありますよ)


対決と銘打っていますし、他の人のブログを見て、勝敗を付けていて面白いと思ったので、どっちがいいか私なりの判断で勝敗を付けてみました。

運慶vs快慶 運慶の勝ち

私は、運慶の<地蔵菩薩坐像>が好みのようです。力強い地蔵菩薩がいいと思いました。

もちろん、快慶の<地蔵菩薩立像>良かったですよ。


雪舟vs雪村 僅差で雪村の勝ち

展示している中で、雪村の<呂洞賓図>が良かったです。龍に乗っている呂洞賓がカッコいいんです。

雪舟の<四季花鳥図屏風>・<慧可断臂図>なども良かったですよ。

後期に雪舟の国宝<秋冬山水図>が展示されます。後期を観たら、勝敗がかわるかも・・・?


永徳vs等伯 引き分け

等伯の国宝<松林図屏風>と永徳の国宝<花鳥図襖 (梅に水禽図)>・<萩芒図屏風>が良かったです。

等伯の国宝<松林図屏風>には、構図や余白の使い方がいいなぁ。と思いました。

永徳の<萩芒図屏風>の芒(すすき)の屏風の部分が好きになりました。

等伯の<松林図屏風>・永徳の<花鳥図襖 (梅に水禽図)>を観たい方は、お早めに・・・。前期のみの展示ですよ。


長次郎vs光悦 光悦の勝ち

私は、勉強不足の為、陶器を良く分からないので・・・。でも、長次郎の<黒楽茶碗 銘大黒>好きです。←第1週のみの展示でもう観れません!

光悦の国宝<舟橋蒔絵硯箱>や、俵屋宗達下絵の<鶴下絵三十六歌仙歌巻>などが良かったです。


宗達vs光琳 僅差で宗達の勝ち

展示してある作品すべて良かったですが、特に、宗達の<狗子図>・<秋草図屏風>や、光琳の<菊図屏風>などが良かったです。

<菊図屏風>は、総金地に胡粉盛り(こふんもり)で、菊の花が盛り上がって観えます。宗達の<狗子図>の狗子(子犬?みたい)が可愛らしいですよ。

最終週の8月11日~17日のみ、宗達・光琳の<風神雷神図屏風>の対決があります!これは、必見ですよ。(でも、10月に開催される【大琳派展】でも展示されますが・・・。)


応挙vs芦雪 応挙の勝ち

ここの展示作品面白くていいですよ!

特に、応挙の<猛虎図屏風>と芦雪の<虎図襖>のトラ対決!!応挙のトラは、毛の質感がいいんです。モコモコしていて、触ってみたくなります。芦雪のトラは、今にも飛びかかってきそうですよ。しかも、顔より、手足が大きいのです。この対決はオススメですよ。


仁清vs乾山 仁清の勝

仁清の<色絵吉野山図茶壷>・<色絵鶴図香合>・<色絵若松遠山図茶壷>や、乾山の<色絵菊図向付>などが良かったです。
特に仁清の<色絵若松遠山図茶壷>は、地の漆黒がいいんです!解説には、仁清黒とも呼ばれているそうですよ。


円空vs木喰 僅差で木喰の勝ち

円空の<十一面観音菩薩立像>・<不動明王像>・<自身像>や、木喰の<普賢菩薩騎象像>が良かったです。もともと私は、木喰さんの優しそうな仏像が好きなので、この結果になりました。


若冲vs蕭白 僅差で若冲の勝ち

ここの展示もすべて良かったですよ。

特に、若冲の<仙人掌図群鶏図襖>・<石灯籠図屏風>や、蕭白の<群仙図屏風>が良かったです。

若冲の<仙人掌図群鶏図襖>は、鶏がいっぱいいて、しかも、ひよこまでいるんです。あと、珍しく正面から描かれた鶏がいましたよ。<石灯籠図屏風>は、石灯籠の部分が点描で描かれています。なぜ、石灯籠のみを描いたのか・・・?ほかは普通に描いているのに!!

蕭白の<群仙図屏風>は、ユーモラスで独特の絵です。仙人の衣も細部までキレイに描かれていますし、動物たちも鳳凰(朱雀?)、龍、カエルなどもいて面白いかったです。ちょっと、子供が怖いですけど・・・。

私の予想では、てっきり若冲の圧勝かと思いましたが、蕭白さん大健闘でした。

後期は、若冲の<旭日鳳凰図>が展示されます。これは、必見だと思います!!


大雅vs蕪村 蕪村の勝ち

蕪村の<鳶鴉図>が良かったです。鳶と鴉がカッコいいのです。(実は、私は鳥好きなので・・・。)


歌麿vs写楽 歌麿の勝ち

歌麿の<婦人人相十品。ポッピンを吹く女>・<当時全盛美人揃い>などが良かったです。作品名を忘れてしまいましたが、<から摺り?>←(うろ覚え)と言う技法を使っている物がありましたよ。輪郭線がない摺り方法です。


鉄斎vs大観 大観の勝ち

大観の<雲中富士図屏風>が良かったです。左隻?は、雲だけの大胆な構図でした。

後期に鉄斎の<富士山図屏風>が展示されます。後期は、富士山対決です!


この対決展は、すごくオススメですよ。会期末になると混雑することが予想されますから、行こうと思っている方は、お早めに・・・。

あと、閉館30分を過ぎると、第1会場内や、第2会場のはじめの方などは、空いていてゆっくり作品が観れましたよ。会期末は無理でしょうが・・・。


この<対決展>は、複数回見に行きました。

2回目の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/039054e82fe7a2d5eab535fdf46d99b4

3回目、後期展示の感想。
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/acb0c22e4658f04a554189ae7ea06eae


この後は、東京国立博物館内の東洋館別棟1階<レストラン ラコール>でランチをしたのですが、そのことは、今度書きます。