上流部の人とは喧嘩腰になるほど声を荒げて田圃へ引水した先月まで。例年、盆過ぎになると折角の田の水を落として刈り取りに備える。今年は収穫量を考えるよりも作業を終えることが大事なため、コンバインが走行しやすいようにと早めに水を落とす。と、いかにも計画的な作業のようだが、ありようは周囲の多くの田で落水が始まってあるのが大きな要因である。稲作では周りと一緒しませんとあきません。
夕方になりスコップ一丁持って、泥に埋まった水戸尻の板を外す。引水の苦労を笑うよう、落水の勢いは元気がよろしい。(上流部の3枚の田からの落水;手前のLパイプからの落水は分かりやすいでしょう・奥の方で2本の排水コンクリ管からも流れ出ております)
ところでこの手前の田は酷い稗田になりました。株から切り上げるのはもちろん、憎々し気な稗の穂ですが刈り取る元気もありません。そうこうするうち もぉ西の虚空蔵さん;明星岳 に陽が沈みました。ア、秋ですな。帰宅して見上げても朝から燕君は帰っておりません。来春元気の戻って来いよ。ありがとう・・・・と、終わろうとして写真の忘れ物がありました。朝、軒先で一匹の蟻が蝶か蛾を巣の方へ運んでおりました。先行しますと、10mほどに蟻の巣穴。どこから運び出したのか?ですが、たいしたもんです。元気な蟻君が羨ましぃ