懇意にしていただく、元N造船現J社のHさん。I内教授とK大同期とのことで、
こちらが勝手に余計親しくしていただく?
で2週間以上も前に頼まれたのが、塗布するだけで防錆効果のある塗料?を塗った鋼板に”マグネタイト=Fe3O4”などの鉄酸化物ができておるはず、だからX線回折でそれを示してほしい こと。
イージーな仕事といつものようにイージーに考えて、うまく指数付けできないもどかしさにゆっくりと後悔するのはいつものこと。
が今日は相棒のH君が、蛍光X線分析でSiが引っ掛かったことから、SiO2があるのじゃないかいな と考え付いてくれて、見事にピークのきれいな同定ができた。
ま、最初から鉄酸化物とわかっておったのだから楽な仕事だったはず なのだが。
拡散の実験を止めてしばらくぶりに真面目なX線回折は難しかった。
(当時なら、あっという間にきづいた ?ハズの鈍刀になっちゃった)
しかし、I内先生に3強ピークのやり方とか単純計算できるβーTiの指数付け とか、さらには窯業研のK枝さんにもいろいろご教示いただいた、回折法。
もう一度やりたいなぁ、Ti2Niやってみるか!
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