
お昼前から降り出す。畑で屯田鍬を振り上げた疲れもあり?昼食後は炬燵でゴロリ。さぁて と動き始めるのは、午後も半ば。雨にかこづけ、室内作業とする。55年ほども前、中学校・技術家庭(家庭は女性とむき ちゅうことやね)の授業で作ったラワン製”木工工具収納箱”の開口部留め具を新調する。新作時の”フの字形”留め具はいかにも使い勝手がよろしくない。写真のとおりパッチン形とする。小屋の片隅でほこりにまみれずっと放置されてあったこの箱に、木工具を詰めようとしてのささやかなリフォーム完成。本来の木工DIYには至らぬも、この箱を使う気持ちになった。鉋も鑿などの木工具もこの箱に入れてもらえず、てんでバラバラに放り出されてあった。それらの場所も収納箱とはなぜか離れて、自宅に付属させた”張り出し下流し(外流し)”小屋のスチール棚の上。
急な整理を思いついたのは自宅リフォームの計画で、この張り出し小屋を縮小する必要があり、まずは物品整理か と。木工具も金物工具を置いた小屋へ移動させたいのが第一。出したら出したで仕舞わない私を母は嘆いていた。計画性がなく、ちゃんと立案もできない性質を諦めるしかないが、必要が生ずれば対処はしなければならん。ただ、中学校でのこの収納箱に鋸など入りきらぬものもあり、昔の大工さんが持っていたような木製の平箱の収納箱を作る必要は感じている。
パッチンをあっさりとねじ止めできたのを好いことに、ものはついでにと小屋にあるスパナ等のミニ機械工具類の整理も考え始める。問題の場所から別の場所へ気が飛ぶのが悪い癖。雨の中を小屋へ行き、手持ちのベニヤ合板上に工具類を並べてみると、収まらないことが分かった。ボードタイプの整理(棚)を狙っている。明日にでも合板を求めるとする。このようにバタバタしはじめたのは、耐震補強を兼ねた自宅リフォームが近くなったため。張り出し部分を除去し、壁部分を増やすにはコンパクト化狙いですね と設計士。田舎の田の字の普請故、柱は礎石の丸石に乗っかったままだから基礎からやり直したいのだが、新築以上に経費が必要らしい。村の皆が建ててくれたような家だから、壊して新築とはいかんのです
写真にはモンキーレンチやらも写されています(今日の午後をこの一枚にしたいがため)が、ボードに(できても居ないのに!!)吊り下げようとレンチの握り部分に穴をあけようとしたがうまくいかない。当たり前で、金属屋として恥ずかしい。ピカピカの工具には超硬いクロムメッキが施されている。まして鍛造工具だろうから素材も硬いはず。これではドリルでの穿孔は無理。先端工具の砥石でゴリゴリしても安物では歯が立たん。ふと、砥石が自分のように思えて、夕食の食卓へと向かう
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