


風のあおりを気にしすぎ、単管パイプ小屋の軒先を短くし過ぎた。設計がいい加減な出たとこ勝負の仕事だから、周囲を覆うトタン板を留める下地の垂木の分をみておらず、雨樋を走らすスペースが取り難い。手持ちサンダーに切断砥石で単管を切断しようとするが、電源のない現場で使うことはできない。手持ち電池回転工具のコードレスドライバーに自作のアーバー;Arbor;刃物等の工具を工作機の回転体に接続するモノ で砥石を付けてみる。薄刃砥石を手持ちのボルトナット等で挟み、ドライバーに取り付ける。邪道な使い方は百も承知のうえにしても、削れなさすぎる。1時間近くも苦闘して&砥石は3枚も消費してようやく1本切断のありさま。六角軸専用のドライバーチャックは自作アーバーを堅固に掴んでくれず、すぐにガタガタになる。これが4日ほど前のこと。
その夜、ドライバーに適合するアーバーをネットで見つけ、娘に頼み送料込み1000円強でアマゾン購入。ビニールハウスで手一杯の昨日を挟み、今日の午後に勇んで(これなら10分もあれば切り取れるだろう と)試してみた。が、見事に失敗。自作アーバーよりはブレが少ないが切込み量と砥石の消耗は新アーバーを使っても同程度。やる気が失せ、気分転換に畑に向かう。すると、畑仲間のA君が”Mさん、儂の発電機を使いなさい”と既にHONDAの15Aインバータータイプを車に準備してくれてある。A君は私が小屋を建造中の側でも別の畑で作業をしており、私の遅々とした仕事ぶりを呆れて見ていたらしい。
喜んで使わせていただく。切断砥石を100V手持ちサンダーで回せばあっけないほど早く;数分で!!! パイプの切断が終了。ありがたい。これで樋を掛け、トタン板を張れる。ありがとう、A君。赤い発電機の写真がないのが残念。オール電化にしてしまった我が家では購入必須ですな。遅すぎたくらい・・・