





数日前のブログに記したとおり、六角精児さんがTV吞み鉄旅で訪れた九州人吉の某地区の夜の佇まいを『つげ義春の世界みたいな・・・』と言った。今日は雨、無聊を慰めるべくつげ義春の本を小屋に探した。あった。しかも六角さんが言ったはずのゲンセンカン主人が表題で、さらに!最初のページがネジ式。おまけに文庫本2冊も手にできた。
つげ義春の世界など大上段にかまえるほど彼の人となり・作品に通暁するわけでなく、なんとなく好きな世界ということ。60年代~70年代初頭の、私にとって極めてあわただしい頃に横尾忠則と共に知った人だが、横尾さんが功成ったような人であるのに、神経症で寡作の柘植さんはふと頭に泊まるとドンドン蝕まれるような そんな人。写真だけ載せて、布団の中でゆっくり見直しますわ。あと2,3冊はどっかにあるはず・・・