崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

「解髪」

2019年09月17日 05時33分30秒 | エッセイ

  韓国では韓ドラより面白い実劇が続いている。黄教安代表が「出家」するかのように「髪」した。マリノフスキーの報告書によるとニューギニアでは葬式に、韓国の儒教葬儀で遺族の女子が「解髪」する。民主主義の喪中、喪明けは3年(実は2年間)だったがどんどん短くなっている。韓ドラの終わりは必ずハッピーエンディング、それより面白い実劇の終わりはどうなるか、興味津々。
 
昨夜日韓バレーボールの激戦は日韓関係悪化を飛ばした。日本がホームグラウンド、満員の観客のジェントルさの中で日本が負けた。良いゲームだった。私は特に応援する気持ちはなく見ていたが、映像を通してよく知っている日本側の監督と選手たちに応援する気になった。そして評論家的な気分になった。スポーツはゲームがすべてではないが、それは無視できない。日本側のチームは監督を中心に古くから和気あいあいのグループ、これからは新人抜擢による再構成、攻撃など作戦が必要であろう。
 
 


高校の教科書が変る

2019年09月16日 05時21分10秒 | エッセイ

 今日は老の日、昨日教会の長老との立ち話の一コマ。韓国の留学生が日本のいい企業に就職が決まったとお祝いの言葉が行き交う時、在日の長老が差別の激しい日本で住むのかと異見を挟んで、ヘイトを非難した。日本人は不快感を示した。また日本に住み始めた人が反日、日本に否定的な態度を示している。彼は肯定的な適応は難しいだろう。反日とか、親日という態度で日本に住む人は辛い。
 アナウンサーや記者の言葉で、最後に「・・・と非難した」「・・・と悪く言った」などコメント(?)。客観的な言葉とは言えない。私は実用的な文章、報道や広報の文章、電子メールなどを重要視、国語教育を正すべきだと思っているところだが、高校の教科書が変るという。文学作品が少なくなることは残念であるが、コミュニケーションを円滑にする国語教育は歓迎する。


「サハリン、光復はまだ来ていなかった」

2019年09月15日 05時51分11秒 | 旅行

 私が住んでいる下関は古くは日本本島の鉄道西終点。下関歴史博物館で「下関の鉄道物語」展示会が行われている。昨日立ち寄った。今は都市では鉄道は子供文化になっている。博物館の入り口に知人の中尾順吉氏がミニアチュール機関車を調節しておられた。私は以前、イギリス南西部の港町ブリストルを訪ねてイギリスの蒸気機関車の発明から、近代化の植民地史を考えたことがあった。
 昨日2019.9.14発行の東洋経済日報コラムに「サハリン、光復はまだ来ていなかった」を書いた。末文に
 

 韓国から取材を受けて、「親日派」、「反日派」と相反する反応を受ける。しかし、私自身は変わらない。私は読者を大切にしているが、その見方に迎合しているわけではない。ただ調査研究の結果に過ぎない。私は韓国と日本を含めて、人類について研究するだけである。


堀晃遺作展

2019年09月14日 06時09分17秒 | エッセイ

 姉が墓参りに行ってきた写真が届いた。姉は90近いが野菜栽培などで元気である。韓国も平均寿命が延びた。100歳以上が数千人、日本は7万を超えている。韓国人は日本に勝つ「克日」というのでそれも超えて高齢化社会になりそうである。標的になるものが停止していれば勝つのは簡単かもしれないが、日本も発展するから簡単ではない。日本が負けないようにするには何が必要だろうか。ハイクオリティー高質、美化であろう。韓国巨文島生まれの故堀麗子氏の次男故堀晃氏の遺作展(大丸5階)に行ってきた。下関市民に愛される画家であり、観覧者が多かった。奥さんと言葉を交わした。彼が亡くなられる直前に会って以来である。湯玉のアトリエで奥様が絵を描き続けておられるとのとこと、訪ねて行きたいと話した。湯玉には開拓者、木村忠太郎の子孫が住んでいる。


スパイ

2019年09月13日 05時49分50秒 | 日記

 どこでも話題は日韓関係の悪さ。SNSには韓国での大学教授のステータスは高いなどと書かれている。そのような身分を捨てて日本での教授生活。自電車で出勤、ごみ袋を持って歩く私を見た韓国の留学生が異様に感じた、といまだに言っている。しかし私は日本の教授生活が楽しく、まだ続けている。日本文化論を講義している。しかし私は日本で小中高の教育を受けていないので日本人として基礎知識が乏しい。

 昨日読書会で古本氏がジョン万次郎(1827-98)を紹介した。14歳に漁に出て遭難。アメリカの捕鯨船ジョン・ハウランド号によって助けられ、日本人として初めてアメリカへ、養子となる。帰国。通訳などで活躍。スパイ疑惑により仕事から外された。日米架橋の人物がスパイとされたと言う。スパイは国際的な人物の先駆者かも知れない。


不和の心

2019年09月12日 05時18分04秒 | エッセイ

 韓国の予備将軍が外信クラブで行った記者会見を視聴した。韓国の赤色統一の危険性を語った。クーデターなど起きるような危機感を受けた。韓国政府は東京五輪会場で旭日旗の使用を禁止するようIOCに要請した。また日韓関係の火種になっている。私は日の丸は反日の象徴として覚えているが、旭日旗は日本に来てから歴史を知る上で知るようになった。韓国では国民が知らなかったものを探して反日煽動に使っている。ますます日韓関係は最悪から「極悪」へと向かっていく。
 田崎史郎氏と玉川徹氏の論争(テレビ朝日)の中で玉川氏の加害と被害の善悪二分法、大変な難題が登場した。一番の問題は自国の問題をどう扱うか。本欄でも数回触れたように朝鮮戦争、北朝鮮(?)の加害はどうするのか。外部からの侵略被害(植民地・戦争)である。自国の独裁の加害はどうする。遡って恨みを再演することが平和への道なのか、よく考えて欲しい。不和の心を持って平和の心は作れないであろう。


「鹿は真実を求める」

2019年09月11日 06時13分03秒 | 旅行

昨日早歩き数千歩、運動ではなく労働であった。歩きとバスだけで福岡天神の出版社に到着。ブックデザイナーに会った。ハンサムボーイの前原正広氏である。表紙のバックの見え難い部分が見えるようになった。彼の鹿の彫刻作品の絵だった。「鹿は真実を求める」という動物ことばを話しながら表紙のデザインを説明してくれた。(記念写真の中央)。最終校正は別府社長のシビアなチェックで家内が日本語など対応する長時間討議であった。唐戸のバス停から夜道を歩いて帰宅、完全グロキー。


中国にブログが届かない

2019年09月10日 05時36分51秒 | 日記

 ある読者から「2か月前から先生のブログが見られなくなっています」というメールが届いた。ブログ、フェースブック、ツイッターなど数グループに毎日の投稿しているが中国にはブログが届かないとのこと、残念である。以前もそのような時があったが、今度は香港問題に触れたのが理由であろう。
 テレビを見る時間が多くなった。特に韓国の政治ドラマは面白い。法務長官ら任命式を生中継で見た。その社会劇に私が登場するならば検察長でありたい。むかし私もある大学の理事長に忠誠を尽くさず、大学や社会に忠誠を尽くしたいと言ったことがあり、大変失礼な失言であったと後悔したことがあったが、尹氏により、その言葉が名言とされている。どちらにも付かず、中立はより難しい。私も執筆したことのある『週刊ポースト』が「韓国は要らない」から「友好」への逆転特集が非難されている。「中立」は難しい。


人権とは

2019年09月09日 06時17分51秒 | エッセイ

 自分の子を叱りピンタすることも難しい。他人の家庭の事に近所の人干渉する時代だからである人権問題個人プライバシー越えて普遍的に通じるこれは他の国の事でも人権が尊重されるということを意味する中国の人権問題米国英国などが問題にすることがある。日韓で、日帝時代徴用者に対する裁判もその類である。国際化、グローバル化には、このような普遍的な人権思想が前提になっている。香港姿見る植民地宗主国の英国影響尊重する現象、複雑な気持ちである

 香港の問題も他人の事ではない英国の植民地から自国(中国)へ復帰されて生じた問題である。本国より旧植民地影響、選好より大きい問題である民族自決主義、民族主義の限界である悪い(?)植民地より自民族の政治がより悪いことが多い。植民地が良かったとは言えないが(?)、北朝鮮のような独裁支配政治を好む人は少ない多民族国家では、他の民族の指導者出ることがある。米国は黒人いの大統領もいた。自民族だけが固く団結する排外思想は限界がある。

자기 자식 때리기 야단치기 벌주기가 어렵다. 남의 가정사를 이웃이 참견하는 세상이 되었다. 인권 문제는 개인의 프라이버시를 넘어서 보편적으로 통한다는 세상이다. 이것은 남의 나라의 것이라도 인권이 존중된다는 것이다. 중국의 인권 문제가 미국이나 영국 등이 문제를 삼아 왔던 것이 그것이다. 한일간에는 일제시대의 징용자에 대한 재판도 그런 종류에 해당한다. 국제화 지구화에는 이런 보편적인 인권 사상이 전제된다.
 홍콩 문제도 남의 문제로 등한시될 수 없다. 영국 식민지에서 자국(중국)으로 복귀되어서 생기는 문제이다. 본국보다 구식민지의 영향이 더 큰 것을 확연히 볼 수 있다. 식민지를 부정하는 기본 사상은 민족자결주의 민족주의이다. 나쁜 식민지보다 자민족 정치가 낫다는 것인가. 북한같은 나라의 지배자의 정치를 좋아하는 사람은 국제적으로 보아 많지 않을 것이다. 다민족 국가에서는 다른 민족의 지도자가 나올 수 있다. 미국은 흑인 대통령이 있었다. 민족만이 똘똘 뭉쳐 배외적인 사상에는 한계가 있다.식민지 종주국 영국의 영향을 존중하는 홍콩의 모습을 보니 착잡한 생각이 든다.  


戸籍年齢

2019年09月08日 06時39分18秒 | 日記

曺国氏の誕生が1965年ではなく、1963年だという情報が出てきた。これを聞いて、私事に似ている。私は、6.25戦火で戸籍が消失したということで新戸籍を作成した。それが現在の私の戸籍である。しかし、数年前旧戸籍が見つかった。それと現在の戸籍は年齢、名前、生年月日<1938年9月生乙城>すべてが異なる。恥ずかしいことだが、私のような人は、他にも多いようである。私は現地調査で多くの人の戸籍が違っていることを知った。後妻が本妻の戸籍のまま結婚生活をした例もある。

 63年生まれ、私よりかなり遅く生まれているが、このようなことがまだあるのかと驚いたが、今でもそんな人はかなり多いという定年を伸ばそう戸籍年齢を変えて摘発された公務員が152にもなるというぞれは本人が作成したという記録管理が緩い韓国社会の現実である。病院年齢を聞かれるたびに私は戸惑う。しかし、正直である。


생년월일

2019年09月08日 06時03分08秒 | エッセイ

 조국씨의 생년월일이 1965년생이 아니라, 1963년생이라는 정보가 나왔다. 이를 듣고 내 일로 다가 왔다. 나는 1940년 생으로 살아 오고 있는데 구호적을 참고하여 1938년생이라는 것을 알고 작년에 출간한 책에서 자세히 설명했다. 무슨 문제가 있어서가 아니라 6.25 전화로 인해 소실되어 새로 호적을 작성한 경위를 설명했다. 호적의 기록에 의하면 나이 이름 생년월일이 모두 틀린다고 나의 어머니가 말했다. <1938년 9월생 을성>이라는 사람은 지금 나의 호적과는 전혀 틀린 것이다. 구호적인 존재하지 않아서 새로 등재한 것이 현재의 나의 호적이다. 부끄러운 일이지만 나와 같은 사람은 나 외에도 더러 있는 것을 알았다.  나는 현지조사에서 많은 사람들의 호적과 실제 나이가 틀리는 것을 알고 보고한 적이 있다. 후처가 본처의 호적으로 결혼 생활을 한 예도 있다.
 조국씨는 63년생, 나보다 한 세대나 늦은데 이런 일이 있는가. 놀라운 것은 지금도 그 외에도 꽤 많다는 것이다. 정년을 늘이려고 호적 나이를 줄이다 적발된 공무원들이 152명이나 된다고 한다. 해당 기록은 각자 본인이 작성한 것이라는 것이다. 기록 관리가 느슨한 한국 사회의 현실일 것이다. 지금 병원에서 나이에 대해 물어오면 나는 머뭇거린다. 기록을 고쳐도 몸은 정직하다.


対立は危険

2019年09月07日 06時19分14秒 | 日記

韓ドラ

2019年09月06日 06時46分46秒 | エッセイ

 毎日韓国と日本ドラマ2本以上見ている。日本のの連続ドラマは、韓国のもの比して退屈・平坦である。ただ日常的生活のように見ているだけであるところが韓国ドラマは非常に劇的である。毎回クライマックス、終了点に劇的な場面が出て、次を期待させるほど魅力的であるだから日本では劇的な現実を「ドラ」のようだという。
 日本のドラマよりもはるかに劇的なことはドラマに限らない。韓国政治現象である。今日曺国氏出演する。フィクションなのか実状なのか区別し難い

 昨日20199月5日、大学教授たちが時局宣言した。このような話もある

 反日扇動停止し日米韓関係信頼を回復して正常な経済通商関係回復せよ。
 
同感であるを思い出す1986、全斗煥政権に大学教授時局宣言に先頭署名者として発表したことがある。これらの貴重な民主主義歴史を、ポピュリズムによって誤った選挙で選んだ大統領は破綻している。


한도라

2019年09月06日 06時16分33秒 | 日記
매일 한국과 일본의 연속극을 2편 이상 보고 있다. 일본의 아침 연속극은 한국의 것에 비하면 참으로 심심하고 평탄하다. 매일 연속이니 이어지니 연속극일 뿐이다. 그런데 한국 드라마는 참으로 극적이다. 매번 끝날 때는 다음을 기대하는 극적인 장면이 나와 다음을 기대하고 볼 수밖에 없을 정도로 유혹적이다. 그래서 일본에서는 극적 변화가 심한 것을 <한도라>(한국 드라마)라고 한다.
 일본 드라마보다 훨씬 극적인 것이 한국의 정치현상이다. 오늘 조국씨가 출연한다. 허구인지 실상인지 구분이 안 간다. 남북 화해라는 명분 아래 민주주의 국가를 북한의 독재 빈곤국가에 바치려는 것 같다. 2019년 9월 5일 대학교수둘이 시국선언을 하였다. 이런 말도 있다.
 
 <반일 선동을 중단하고 한·미·일관계의 신뢰를 복원하여 정상적인 경제 통상 관계를 회복하라.>
 
동감이다. 옛날을 또올린다. 1986년 전두환정권에 대한 계명대학교 교수 시국선언에 선두 서명자로서 발표한 적이 있다.  이러한 귀중한 민주주의의 역사를 가지고 있는 한국인데, 포퓨리즘으로 잘못된 선거로 뽑은 대통령이 이렇게 국가를 파탄으로 끌고 가니 안타깝다. 
 
 
 
 

待つこと

2019年09月05日 06時17分54秒 | 日記

 香港の林鄭月娥行政長官が「香港政府は正式に条例改正案を撤回し、市民の懸念を完全に解消する」と述べ、議会に提案した改正案を取り下げると表明した。抗議運動者たちと香港・中国政府に歓迎と称賛したい。ただ民主派議員らが「政治的なショーにすぎない」と反発しているというのが気になる。これからが香港の民主化の持続か、混乱か、分水嶺になるだろう。私は一生忘れとられないことがある。韓国でエリート学生デモが李承晩政権を倒した時、以降三流大学と小学生までデモが続いて社会がアノミー状況、クーデターが起きて独裁時代になったつらい出来事である。当分の間、香港市民も静かに待って、感謝と市民愛で修復して欲しい。静かに待つ勇気も必要である。