韓国語弁論大会で応募資格が話題になった。たとえば、ほぼ朝鮮語・韓国語と日本語の両方を母語のように話せる家庭や環境で育ったバイリンガルな人も応募できるかという疑問を提議した人がいた。外国語弁論大会とはそのような言語環境に恵まれず学習して習得する人の競演であろうと思う。それは「学習と努力の競演」を意味する。自ら他言語を学習する目的意識をもって、その言語と社会や文化を学びながら習得していく貴重な過程を前提にしていることを意味する。したがって母語や準母語的な環境で育つような言語環境ではないところで自ら学習意欲をもって勉強することは「異文化を悟る」ともいえる。このような人々の大会であると位置づけすることができるのでないだろうか。
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