崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

麻生発言

2009年02月14日 05時56分14秒 | エッセイ
 韓国人より日本人は政治には関心がないようにみえる。アメリカや韓国の国民は自分の手で直接指導者を選ぶという自信があるから政治に関心が強いのであろう。それは政治や政策への期待はもちろんあっても、まずは人を替えるという政権交代への関心である。つまり与野党の政権交代への期待が大きい。変化を進歩と思う人が多いからオバマのチェンジchange、反李承晩のキャッチフレーズのカラボジャ(替えてみよう)などが受け入れられたのである。
 今、日本でも政権交代が可能だと感ずる。麻生総理の発言が主に自民党や内閣支持率を低下させている。野党などは解散選挙を責める必要はないように思う。支持率がより低下するまで待って、選挙を行った方が政権交代が確実になるのではないかと思うからである。麻生氏は日本国民へ政治への関心を高める発言を連発する。そして政権交代への道を開こうとする。オバマ大統領が小浜と同音であることに親密感を感ずるだけではなく、日本人がアメリカ人の政治意識も共有していくのも悪くないと思う。

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4 コメント

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国家観 (朴 仙容)
2009-02-14 16:51:15
「国民の総意は景気回復だ!」と、麻生さんは声高々に言います。その政策を実行、施策を明かし、国民に問う解散、総選挙に臨むと言います。

 麻生さんの「国家観」は不透明です。首相就任前は、実に歯切れのいい言葉を吐く人でした。主義主張は違いますが、それはそれで判り易い人でした。

 ここにきて、メチャ判りにくい人になりました。責任ある地位につき、ボロが露呈しました。所詮、坊ちゃん宰相。やっぱり、ただ首相になりたいだけの人だったのですね。
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Unknown (崔吉城)
2009-02-15 07:38:02
 このブログから出版した『下関を生きる』の続編『日韓を生きる』を出版しようとしております。そこに朴仙容さんの名文の読後感を載せることにしようとします。御了承お願いします。
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日韓を生きる (朴 仙容)
2009-02-16 12:16:43
「日韓を生きる」は、タイムリーないいテーマだと思います。我々、在日コリアンの指標になり、勇気を与えてくれます。ありがとうございます。

 この三月にノベライズ中の仕事が一段落します。お手伝いできることがありましたら、ご下命ください。「日韓を生きる」は年に一度の定期刊行物にしたらどうでしょうか? 崔先生の発案で、これが同人誌になれば、との思いもします。
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Unknown (崔吉城)
2009-02-17 07:22:15
 慎重にノベライズをなさったので良い作品になったはずです。早く味わいたいですね。
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