崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

最低の日韓関係を逆上する

2013年10月04日 04時49分19秒 | エッセイ
 日韓関係が最も冷えた話が耳に届いた。韓国慶尚南道の教育庁によって慰安婦の証言のある教育用(?)DVD付けの日本語の教材を手に入れたのが数日前であった。教育用とは言えども政治的な意味を持つように思われるのは当然、教育庁の長である教育監の来日イベントが日本側によって中止されたと聞いた。このような日韓関係の凍った氷を溶くような話を持ってきた人がいる。慶尚南道から下関中等学校に派遣された教員の張ホンソク氏である。彼はボートレースの国家選手もした人でスポーツで日韓交流を提案してきた。このような時にこそ、そのような交流が望ましいと大歓迎して東亜大学学長にその旨を言い、実行のために話し合った。
 小倉在住の朴仙容氏が来られた。彼は福岡県が韓国釜山との交流で発展している状況に詳しい。政治家の喧嘩のようなこととは異なり、民間レベルでの交流はそれほど変わりはないという。明日彼が東亜大学で「楽しい韓国文化論」講座の講師として「餅作り」の講義を行う。その打ち合わせ会に彼は餅を持ってきてメンバーたちと一緒に試食した。5人の味感では日本の餅ではなく、お菓子のようであるという。韓国の餅、日本のモチの差の意味を私が稲作文化と関連して語る。最低の日韓関係を逆上することになろう。

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