崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

大連大学の主任の名スピーチ

2011年07月28日 05時25分52秒 | エッセイ
 

 私が東亜大学に赴任してから11校目の姉妹提携が昨日行なわれた。大学側も綿密に周到なる事前準備をし、提携式が形式的にも整ってすばらしかった。特に相手側の8人全員が正装して厳粛な雰囲気も加わった。準備過程などでは日程さえ調節が難しかったが、お会いしてからは穏やかにスムースに進行した。校務委員会主任の王志強氏、副学長の宋協毅氏などの5人は去年3月大連大学を訪問したとき会ったので再会であり嬉しかった。王氏の肩書きには何度も確認したが当大学の総長より高い地位であり、共産党幹部でありながら大連市の教育を総括する人物だという。
 私は昔、行政の上役の方が日本に招待されて政治的宣伝演説のような話を多く聞いたので今度も心配したが実にすばらしい方でであった。王氏は下関はアジアに向いた位置にあり、大学は社会のニーズに応じえる国際的な重要な意味を持つなど、本学の学長の挨拶を適切に引用しながら独創性のあるスピーチをされ、名古屋大博士号を持つ副学長の流暢な日本語の訳で実に品格の高いみごとなものであり賛嘆した。二人の名コンビぶりのすばらしさと、王氏が権力者であり、カリスマのある方であることを感じた。同行人たちはすべての神経を彼に集中させていると感じた。王氏がトイレに出るとき3人がついていった。彼が尊敬される理由が分った時はすでに別れの挨拶をしなければならなかった。

(山口新聞3面)
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