昨日受け取った韓国からの学会誌に1968年陸軍士官学校の論文集に書いた私の論文「李朝の仮農作…」とほぼ同様な題目と内容の論文が掲載されたとのを読んでみると私の論文が引用されず故金宅圭氏の論文が最初の独創的な論文のように引用されていた。そのテーマは今は古くても当時私は李朝実録から資料を集めて整理した、まったく新しい発想の論文であった。当時この論文の話を金氏にしたら面白いので送ってくれというので送った。そして1年か後に出た金氏の論文には私の論文の引用ではなく剽窃したことがわかった。人間関係を重要視し抗議することをせず、不満を彼に言ったら「残念ながら君のものを引用せず自分で調べた内容が同様であった」といわれたが、後に誰かが両方を比較して読めばどちらが先か明確にわかるだろうと思っていた。しかし昨日もらった論文の筆者は学生時代教えたことのある人であり、その剽窃(?)の論文だけを引用して小生の論文は引用していない。そこで私は学問の風土の問題であるので筆者はもちろん学会誌などのレフリーに責任を取ってもらいたいという趣旨の文章を送った。夜遅く筆者からメールが届いた。私の論文を確認したので新しく作成、学術振興会に報告するという返事を受けたので私は承知した。
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