崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

韓国ドラマ

2008年10月04日 07時08分42秒 | エッセイ
毎日韓国の連続ドラマを午後8時から1時間を楽しむ。一週間3個のドラマが毎日連続する。どのもの、いずれも面白い。一つは頑固な母としてクッパ食堂の経営者、もう一人は劇場の社長の頑固な父が登場する。彼は息子の前では頑固な態度をとるが、妻や娘にも頑固でありながら子供の将来のために努力する。また一方の食堂の経営者の女性は4人の子供の片親の母として長男中心の価値観で次男以下の息子や娘が頑固な母に反抗する。子供達には無情な頑固な母ではあるが、底には愛情が流れる。それぞれ子供たちは不満を持っていながらも親の愛情を感ずる。
 もう一つのドラマは子供の結婚を戦略的にさせようとしても当事者たちが反抗する内容である。またもう一つは親が子供の結婚を反対する。いずれも家族の親子関係が主である。家族の崩壊の危機感に対して家族の絆を大事にしようとするとはいえ、日本の家族状況からみると古いがなぜ面白いか。それはほぼ演者のキャラクターと劇的変化であろう。言葉、ユーモア、喧嘩、気絶、記憶喪失など必ずともいえるほど劇的変化がある。また終わりは終結的ものではなく、次のハプニングの始まりのように終わる。また見たくなる。わが夫婦はドラマの面白さというより一定の時間を決めてみるというリズムを持ちたいことがむしろ強いかもしれない。

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