1907年10月1日旧満州の大連に建てられた神社のご神体をを終戦の渦中の時期にソ連軍の協力を得て下関に運び、赤間神宮内に「大連神社」として新しく古い神社を建てた。今日の100周年記念会では11時から1時間にわたって祝詞、神楽、中国胡弓演奏などの神事が行われた。今では信者が減って170人となっているという。植民地に建てた物が日本で存続しているのは植民地という負の遺産としてではなく、「懐かしさ」の名残りであろう。社会的倫理や歴史的正当性をもってこのような個人の「懐かしさ」を無視することはできない。
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