第28回日本映像民俗学会が11日12日、下関の東亜大学で大盛況かつ無事に終った。東京、関西、沖縄、韓国のソウル、釜山、馬山、済州島などから映像研究者、マスコミ、TV映像製作者など初日150余名、第二日80名ほど、地域住民がおそらく100人あまり参加したと思われる。11本の映像を製作者などの説明をまじえながら上映された。植民地時代に作られた映像を見るときの問題点として客観性が浮き彫りになった。私は「作る側」と「見る側」の客観性の難しさを指摘した。地域的に関心が高く、朝日新聞と山口新聞にも大きく報道された。
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映像を巡っては、撮影する人の意図、見る人の意図に加えて、編集する人の意図という物があるということを痛切に感じました。撮影されても、公開されないものとは一体なんなのか、それについて考えさせられました。
今回、見せていただいた映像は、初見のものばかりで参考になりました。
いつか、まとめて見られるように教材として発売されるといいのですが。
先生や奥様、韓国での知り合い、学部時代の当時の留学生だった方にも15年振に会うことができました。
実り多い出張になりました。
本当にありがとうございました。