崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

「東アジアのカフェ文化:1930年代の消費社会」 山路勝彦

2017年11月27日 05時07分00秒 | 講義

 今日のお知らせ:ワンアジア支援講座:2017年11月27日、東亜大学
明治から昭和にかけての、カフェと食堂、レストラン、キャバレーの話。元来、カフェは欧米に誕生し、日本に伝来した。日本の植民地の拡大に伴って台湾、朝鮮、満洲にも展開されていく。特に大阪のカフェ文化が東京、台湾、朝鮮に大きな影響を及ぼしていった。

 昨日は教会で感謝節であった。福岡から来られた朴米雄牧師は感謝節の聖餐式と説教を行った。アメリカに移住したイギリス人清教徒たちがプリマスで収穫に感謝したところから始まり、韓国では永楽教会の韓景職牧師によって始まったという内容の説教であった。最悪の状況でも命が助かったということの感謝、彼はインキュベーターの中にいる娘になすすべもなくただ節に祈った。その娘が、今は結婚して娘を生んで、教師になっているという話が続いた。彼の説教を聴きながら、私はボストン・ケープコッドCape Codは数年前、川島擁子氏宅を訪ねた時、案内していただいたところ、そして私が洗礼を受けた永楽教会、1960年クリスマスにその韓牧師から洗礼をうけたことを思い出した。説教の「話」は私の実体験に合わさって命の尊さを感じる内容であった。家内の感謝の祈り、午餐会、研究室でも話は続いた。


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