崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

インフルエンザの脅威の中で風邪

2009年05月23日 06時04分49秒 | エッセイ
 インフルエンザの脅威の中で風邪を引いてしまって大変心配した。治りかけていたのにまた少し熱が出て酷くなりそうである。自分の風邪よりも人に迷惑を掛けるのではないかという憂いである。看護師である家内は熱を測ったりするが、子供の時私が病気になれば母は脅威を強く感じている態度だったのを思い出す。母の心配する姿が余計に不安であった。それに比べると家内の看護は冷静な態度のように感ずる。安心して一晩を過ごして軽くなった。
 昔、高波の時、船に乗って船が沈没するのではないかと怖がっている時、一緒に乗っていた船主が居眠りをするのをみて安心したことを思い出す。日本中がインフルエンザの脅威の中で娯楽番組を見ると気持ちが軽くなる。日本のインフル騒ぎから韓国へ行った時、その脅威から解放された気持でもあった。

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