まだ遠いと思った日程が近づいた。遠く思ったが近くなり、無関心から関心へ、人間関係の遠近も感じている。今日は韓国の2大名節の一つの秋夕である。これからマニラへ向かう。執筆中にリサールへの追跡調査、スペイン植民地に処刑されたリサールについて2度目の調査になる。偶然私のプランが秋夕と重なった。韓国から私のスケジュールを知っている知人の崔氏がマニラの彼の知人に連絡して空港へ迎えにきて、滞在期間すべての面倒を見てくれると数回電話が来た。韓国からの旅行者が多く、マニラ空港の混雑が予想されると言う。彼は私に「高齢者である」ことを意識して注意を十分払うように細かく言ってくれた。感謝である。その直後宇部の教え子から秋夕のあいさつの電話を受けた。お土産を送ったと言う。留守中に届くことになり、留守番の方によく頼んでおいた。彼女の声は懐かしく、嬉しかった。秋夕の気分が湧いてきた。人との絆、縁など付き合いを思い起こすなど「休日」の意味を吟味するようになった。お世話をしてくれる方、音信、贈り物など恐縮、感謝の日々である。
*写真は2011年2月のマニラ訪問時
*写真は2011年2月のマニラ訪問時
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