崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

超ミニ時代

2014年10月14日 05時41分30秒 | 旅行
 
 韓国の新聞を検索しているうちにミニスカート衣装の写真が目に入った。それが日本の産経スポーツからの引用であることを知った。ひざ上約30センチの韓国の女性アーテスト7人組が日本語で「台風の中、来てくれてありがとうございます」と言ったという。私は一生教育者として若い学生たちと生活をしているので学生のファッションには異様な感は比較的に少ない。しかし若者のファッションの変化には驚くほどである。独裁政権の下では交番の警察がミニスカートを検問し、露出度を測るのを目撃したこともある者としては今の超ミニには驚くしかない。この調子で流行すると夏にはヌード族になるかもしれない。
 ヌードで悪いことではない。アマゾンなど熱帯地方では完全ヌードの民族も存在している。数年前中国の南部の西双版納(シーサンバンナ)の少数民族を訪ねた時、そこではお尻を出すのが民俗として知らされた。今のモダンなファッションより先進的なものであろう。私の母の時代には普段はオッパイが見え放題のような服装だったが礼服になると露出度は最小限としていた。いつの間にかブラジャーが現れ、いまのように超ミニ時代になったのは私が長生きし過ぎたのか、時代の変化の激しさであろうか。露出と恥の戦いは今後も続くだろう。


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