崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

寄留者

2008年08月31日 07時52分02秒 | エッセイ
 私は今在日に希望を与える文章を書くつもりである。在日にとって日本は寄留地であり、また住む権利があると書いた。戦後韓国では住民の資格に「寄留」というものがあった。在日指導的な牧師の李仁夏氏は在日を「寄留者」だと定義、また人間はこの世において寄留者であることを認識すべきだと聖書に基づいて力説する。日本人の縄張りの土ではない。
 しかし在日にとって被植民地歴史が負担に担っているようである。その負の遺産、つまりその歴史が人の人格にまで影響するならばそれこそ悲劇であろう。在日は差別されていると言われるが、それよりこわいのは人格形成であろう。植民地歴史が在日にひねくれた人格を形成してはいけない。根本的には日本人も在日も寄留者であることを認識してもらい共生すべきであろう。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
« 「山所」の草取り | トップ | ある大学院生の授業感想から »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

エッセイ」カテゴリの最新記事