一昔前までは煙は親しいものであった。李孝石のエッセイに「落ち葉を燃やしながら」というものがあったが、高校時代に読んだものが今でも印象に残っている。藁葺きの家の煙突から煙が出るという,のどかな農村は画家の素材であった。舟の汽笛と煙も美しい風景であった。しかし海辺に住んでいる今、汽笛と煙が騒音と排気ガスの公害であることを痛感するようになった。乗用車などの排気ガスと警笛の規制をしても大型船舶の排気ガスや汽笛は門司港と下関市を一発で汚すことを考えるとシー・ポリュション(海公害)を真剣に考えるべきだと思う。
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