科研の研究会に下関住まいの河崎威氏をお招きし、メンバーたちがインタビューをさせていただいた。彼は75歳、親が岡山から1923年韓国全羅南道羅老島の漁村に移住し、彼はそこで生れ、順天中学校の時終戦で引き上げた方である。現在、彼の名刺には肩書きが表裏いっぱいあるほどの役職で活躍されている。彼は日本より生れ故郷である麗水が最も懐かしく思っていると言っておられた。その「なつかしさ」は純粋なものである。彼は懐かしい生まれ故郷の麗水を訪ねたりもする。生れ故郷を懐かしく思うのは人間の普遍的な心理である。懐かしい風景や食べ物などを好んで求める。そこで「懐かしい産業」ともいえる観光産業も多い。懐かしさを人間のエネルギーにすることは可能である。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます