崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

1.5倍の努力

2011年07月30日 04時30分09秒 | エッセイ
 アメリカで日本人の成功物語りが報道された。その当人が新しく移民してきた少数民族としてアメリカ人より1.5倍働かないといけないと思って努力したと、語った。私は日本では2倍ほど努力するつもりであったので大いに同感した。それは祝祭、休みなど人が遊ぶ、休む時に研究することである。それは出世や受験勉強ではない、仕事を「遊び」とする私の生活パターンであるからでもある。学生たちは目下試験が終わり、長い夏休みに入る。8月4日から広島大学大学院で集中講義、27日は東洋大学の研究グループ(代表松本誠一)と東亜大学の東アジア文化研究所と共催で日韓の越境をテーマにワークショップを行い、私は発表する予定である。関心のある方は声を掛けてほしい。そして一緒に参加して欲しい
 世界広く住んでいる海外の韓国人は「1.5倍の努力の精神」は共通している。それは高学歴で現れている。しかし在日にはその現象は見当たらない。1以外の0.5倍は差別と戦うことやその国の常識を獲得するためのものであろう。在日は日本生まれであり、少し努力すれば差別は克服されるだろう。数字に弱い私が言っている1.5倍とは在アメリカ日本人言った話である。問題は1.5倍とか2倍努力しても社会的に認められないことであろう。アメリカでは認められy水が、日本では難しい、それが社会の問題である。究極的には神様が認めてくれるのである。

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2 コメント

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全然違いますね (朴正人)
2011-07-30 23:20:57
>世界広く住んでいる海外の韓国人は「1.5倍の努力の精神」は共通している。それは高学歴で現れている。しかし在日にはその現象は見当たらない。1以外の0.5倍は差別と戦うことやその国の常識を獲得するためのものであろう。在日は日本生まれであり、少し努力すれば差別は克服されるだろう。

また先生は、おかしなこといってますね。在日でも高学歴の人はたくさんいるし、
差別と関係なく、日ごろから努力してる人は
たくさんいますよ。日本生まれの在日が
日本の常識を身につけてるのは当たり前なのに
なぜわざわざ「常識を獲得」しなければならないのですか?先生のいってることは首をかしげることばかりですね。
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Unknown (崔吉城)
2011-07-31 06:24:47
 在日に傷つけることばになっているようで申し訳ありません。在日の学歴については世界韓民族大会でも明確にされたものであり、学歴統計にもはっきりしていますよ。それは拙著『差別を生きる在日朝鮮人』に引用しました。在日の方は差別意識から解放される事をアイルランドのYeatの言葉を引用しながら私からのメッセージを発信しています。私は高学率でないこと、日本人との結婚率が高いことも良い意味で解釈しています。是非参考してください。
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