崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

旧遊郭街

2019年02月11日 06時34分55秒 | 日記

 礼拝の時間は私の聖書勉強の時間でもある。韓国語、日本語、英語の聖書を対照し、またキンドルの聖書(Kings James)も使う。キンドルの注釈や参考などが瞬間的に探せる。聖書の理解、解釈、そこからメッセージを引き出すのは簡単ではない。それを信じて信仰者になる。クリスチャンとしてアイデンティティを持つのは難しい。私は研究や執筆はしても社会運動は一切しない、参加しない。心からは応援することは多い
礼拝後、嘘だといわれている吉田清治の本で扱われている下関の遊郭街を案内され、車内から見た(写真)。見慣れたところ、建物である。戦時中慰安婦の話で上臈も戦地に行かされたという。豊北誌には特牛遊廓のことが述べられている。1941年には遊廓が4軒に増えたが、戦時中に廃業したものが多く、昭和31年の売春防止法で消滅したという。